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勝ち運の神と熊本城の復興

【はじめに】

熊本帰省、最後は「熊本城」。

築城から約400年、熊本県のシンボルでもある熊本城。
2016年の震災で受けた被害は大きく、当時はショックで涙が出ました。

震災後の熊本城(熊本城公式H.Pより)

2021年には天守閣が完全復旧。
13年ぶりに訪れた熊本城に胸が熱くなりました。

通町筋からの熊本城


今回は、加藤神社〜熊本城を巡ってみました。

【棒庵坂】

まず加藤神社へは「棒庵坂」から向かいました。

走ってるのは陸上部の息子です

この坂は高低差が約15mあり、中学生の頃、サッカー部と陸上部を兼部していた私は駅伝練習でよく駆け上がったものです。
坂の途中には多くの石が整然と並べられており、気になって確認すると、震災で崩落した石垣の石材置き場でした。これらの石は積み直しに向けて調査・保管されているとのことです。

積み直しを待つ石

坂を登り切ると、加藤神社が姿を現します。

【加藤神社】

白い鳥居に厳かな気持ちになります

加藤神社は、戦国武将・加藤清正公を祀る神社です。
名前の「加藤(勝とう)」にちなみ、勝ち運や仕事運、土木建築の神様として知られています。

私も「仕事運開運」のお守りを授かりました。

黒にシルバー。カッコいい。


境内では、甲冑をまとった凛々しい姿のくまモンが出迎えてくれます。

くまモン、いました。
凛々しいけど可愛い

普段の愛らしい姿とは異なり、思わず写真を撮りました。

【熊本城】

加藤神社を後にし、天守閣広場へ向かう途中で「空中回廊」を通りました。この特別見学通路からは復旧工事の様子や震災の被害状況を間近に見学できます。

「空中回廊」(熊本城公式H.Pより)


回廊を進むと、震災の爪痕が今もなお残っています。

数寄屋丸二階御広間

回廊の終点でチケットを購入し、いよいよ天守閣広場へ。

インバウンド観光の方がたくさんいらっしゃいました


天守閣からは熊本の街並みと、その向こうに広がる稜線が一望できました。広く青い空が印象的で、復興への歩みを感じさせます。

街の向こうに稜線
空が広い

【最後に】

2泊3日の短い滞在でしたが、13年ぶりの熊本を堪能。
英気を養うとは、このことかと。 

日々の忙しさに追われ、なかなか帰省できずにいましたが、今回の旅を機に、もっと故郷とのつながりを大切にしたいと感じました。

お守りのご利益を受けられるよう、仕事に邁進します!

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