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第36回國華賞に平川信幸氏『琉球国王の肖像画「御後絵」とその展開』、図録賞に染谷美穂氏・田辺昌子氏「鳥文斎栄之展」

 國華社(主幹:佐野みどり)と株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:角田克)は、主催する第36回國華賞の受賞者を10 月8日付で以下のように発表しました。
●國華賞 平川信幸氏(沖縄県立博物館・美術館主任学芸員)『琉球国王の肖像画「御後絵」とその展開』(思文閣出版=写真左)
●國華展覧会図録賞 染谷美穂氏・田辺昌子氏「サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展」図録(千葉市美術館=同右)
 國華賞は、日本・東洋の美術に関する優れた研究に対して贈られます。本年度の選考は、小林宏光氏(上智大学名誉教授)を委員長とする12人の選考委員により行われました。受賞者には國華創刊百周年記念顕彰基金から賞状、副賞、記念品を贈ります。贈呈式は24日(木)午後6時から東京・築地の朝日新聞社新館レセプションルームで行います。
 國華社が編集している月刊誌「國華」は1889年に岡倉天心らが創刊、世界最古とされる美術研究誌で、朝日新聞社が発行を支援、朝日新聞出版が販売しています。

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