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うつを経験した人がやらなくて後悔した5つのこと

「うつを経験した人がやって後悔した5つのこと」という記事を書きましたが、この記事ではうつ病経験者がやらなくて後悔した5つのことを紹介していきます。

参考
うつを経験した人がやって後悔した5つのこと|コキリ🌕 (note.com)



あのときやっていればこんなにうつ病が長引かなかったかもしれないのに、と後悔しないためにも、ぜひ経験者の意見を参考にしてみてくださいね。










①苦しむだけで自分と向き合わなかった

うつの波が来たら苦しんで、波が通り過ぎてラクになったら焦って行動する。
これを繰り返してしまう人がいます。
苦しむだけで苦しみを生み出す自分自身と向き合わないと、また同じように苦しむことになってしまいます。


環境を変えることも大事ですが、環境を変えても苦しみを生む自分はどこまでも付いてきます。


どうして苦しいのか、苦しさを生む考え方や行動をしていないか、自分に問いかけてみましょう。


私の場合、10年くらいうつ地獄をさまよい、やっと観念(?)して自分を正面から見つめました。
嫌なところもいっぱい見えたけど、ありのままの自分を受け入れようと思いました。
そして、うつになりやすい考え方や行動を1つずつ見つけ、直していきました。


地道な作業でしたが、自分をいっぱい知れたことで内側から静かな自信も湧いてきて、うつ発症前より生きやすくなりました。


うつ病は、自分らしく生きられていないときに発症することが多いです。
うつ病になったことを逆にチャンスだと捉えて、自分らしく生き始めるきっかけにしましょう。



自分との向き合い方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
うつ回復に役立つ仏教の教え10選|コキリ🌕 (note.com)






②散歩しなかった

散歩はうつの特効薬とも言われています。
一定のリズムで体を動かす有酸素運動には幸福ホルモンの「セロトニン」を活性化させる働きがあります。
セロトニンが増えると気分が落ち着き、抑うつ感が和らぎます。



また、歩くことでこちらも幸せホルモンの1つ、「エンドルフィン」が増加します。
エンドルフィンが増えることで気分が高揚し、幸福感がアップします。



朝日を浴びるとセロトニンがさらに増えるので朝散歩がおすすめですが、朝が辛い場合は時間にこだわる必要はありません。


いつでもできるときに、散歩してみてください。
週3回以上、1回30分以上が理想です。


うつ状態を長引かせないためにも、ぜひ散歩習慣を取り入れてみてください。






③食事に気を付けなかった

うつでしんどいときは、手軽なおにぎりやパン、スナック菓子やチョコレートなどに手を出しがちですよね。


もしかしたらその食生活が、うつの症状を悪化させているかもしれません。
特に冬季うつの人は、炭水化物への欲求が高まることがあるので要注意です。


炭水化物を摂り過ぎると、慢性的な疲労感が出たり、うつの症状が悪化すると言われています。


うつ病は脳の病気。
脳で作られる神経伝達物質をバランスよく生成するためには、たんぱく質や鉄分、ビタミンB群を積極的に摂りましょう。
神経伝達物質がバランスよくつくられることで、うつの症状が和らぎます。


中でも大切なのはたんぱく質です。
まずは、肉と魚を食べる習慣をつけてくださいね。







④周りや福祉に助けを求めなかった

うつ病になったことを「恥ずかしい」とか「かっこ悪い」と感じ、周りの人や福祉に助けを求められない人がいます。


これは危険。
自分で解決しようと頑張って、ますますうつを悪化させてしまうかもしれません。


うつ病は誰がなってもおかしくない病気です。
うつ病になったという事実を受け止め、遠慮せずに周りや福祉に助けを求めましょう。



うつで使える福祉制度には、以下のようなものがあります。

・自立医療支援制度
・障害者手帳
・障害年金
・生活困窮者自立支援制度
・生活保護
・精神科デイケア
・就労移行支援事業所

など。



福祉制度は、みんなで助け合うためにあります。

「もっと早く利用していればここまでうつが悪化しなかったかもしれないのに…」とならないためにも、必要な制度は利用して、心の負担や経済的負担を軽くしましょう。







⑤湯船につからなかった

入浴には、様々なメリットがあります↓


・血管が広がり血液が全身を巡る
・体に溜まっている疲労物質や老廃物が出ていく
・肩こりや腰痛が緩和される
・疲労がとれ、気持ちがリラックスする
・新陳代謝が高まる
・良質な睡眠がとれる


中でもおすすめなのが、温冷浴(おんれいよく)という熱いお湯と冷たい水に交互に入る入浴法です。
温冷浴は自律神経をととのえる入浴法ですが、うつを軽くする効果もあります。




やり方

①熱い湯船(42度くらい)につかる。(水風呂に入って平気なくらい芯から体を温める)
②水風呂(14~18度)に約1分入る。
③これを3~7回ほど繰り返す。(回数は自分で調整。やりすぎ注意)

※高血圧の方、心臓や肝臓など内臓に持病のある方、発熱のある方、体調の悪い方は、控えてください。また高齢の方は、行う前に医師に相談してください。

家で行う場合は、湯船に熱いお湯をはり、水風呂の代わりに冷たいシャワーを浴びましょう。


温冷浴については、こちらも参考にしてください。
温冷浴のやり方と効果|うつの人はぜひ試して|コキリ🌕 (note.com)




湯船につかることで得られる効果は絶大。
うつの人はぜひ、湯船習慣をつけるといいですね。







うつが辛い人へ

うつはとっても
苦しいもの。
でも、1人じゃ
ありません。
うつを経験した人の
先人の智慧を
ぜひ参考に
してくださいね。


コキリ


いただいた恩は回していきます🌕感謝‼︎