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人間の変わることと、変わらないこと

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はじめに

人間は、変化することが苦手であるとよく言われる。一方で、環境に適応する力があり、変化していく側面もある。
でないと、地球上で、こんなに幅広い地域で、住むことは出来ないはずだ。

歴史上、同じような過ちを繰り返しているという一面を見れば、変化していないようにも思える。
ただ、技術・テクノロジーの発展で言えば、膨大な数のモノを生み出していて、どんどん進歩という名の変化もしているように思える。

本能と価値観

人間を、本能と価値観の二種類で捉えると、「変化すること」と「変化しないこと」の矛盾を理解できる。

シンプルに言ってしまえば、人間の本能は「変わらないこと」であり、価値観は「変わること」である。

本能は、欲望とイコールである。欲望は前から書いている通り、「生き残るため」と「子孫を残すため」の二種類がおおもとであり、ほかの欲望は、その派生でしかない。
原始時代であっても、変わらないだろうというのが、本能であり、欲望である。

ただ、人間は「本能」だけでは動かない。
欲望を解釈する「価値観」がフィルターとして、あとから積み重ねられている。

本能しかないのであれば、人間は飽食の時代に、ご飯を食べ過ぎて、とっくに滅びている。滅びまでしなくても、太って動けない人ばかりになる。

「(脂質・糖質を多く含んだ)食べ物を、めっちゃ食べたい!」と思う本能を、「食べ過ぎると、健康を害する」という価値観で、防ぐから、人間は成り立っている。

価値観は、大抵、科学等で発見された知見を「教育」されることにより、できあがっていく。

多くの人がコミュニケーションという形で関わり、(無意識のうちに)すりあわせされ、「社会・組織・集団の価値観」という形で、結実することもある

価値観は、長い時間をかけて変わっていく。なぜなら、人間を取り巻く環境が変化するからだ。環境の変化は、地球環境といった自然発生的なものに加えて、人間自身が生み出した仕組みによるものもある。

よくある勘違いとして、(特に成功した人ほど)人間の変化と成長を、信じすぎてしまう。何事にも、適応し、何でもできるようになる、と。

ただ、本能・欲望が、人間からなくなることはない。人間は、人間でしかないので、超越できることもない。

全ては価値観であり、価値観の中で、普遍的に見えるモノと、そうではなく直ぐに終わるモノがあるだけである。

変わらない本能と変わりゆく価値観。両方を捉えると、人間の理解が進む。

まとめ

ヒトの矛盾を、理解しよう

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