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【5分書評】移動する人はうまくいく
世界一周中のこうきです。
現在はタンザニアのモシにいます。
ケニアのアフリカ3大凶悪都市ナイロビから、タンザニアのキリマンジェロの麓の町モシまで、暇すぎて読破しました。
結論、超絶おすすめです。
個人的ハイライト
私は人生の豊かさは「選択肢の多さ」だと思っている。なぜなら、人は選択肢を失ったときに生きる希望を失うからだ。どんなにお金を持っていても、一生牢獄にいるなら絶望しかないだろう。
長倉 顕太. 移動する人はうまくいく (p.73). すばる舎. Kindle 版.
私の幸せの定義は【自由であること】
"自由=選択肢の多さ"という哲学を持っているため、著者とバチクソに気が合う。
僕の大好きな漫画ワンピースのルフィの哲学。
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「選択肢を増やす」ということを考えたときに会社員が最悪なのはわかるだろう。 「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」が自分で選べないからだ。
長倉 顕太. 移動する人はうまくいく (p.99). すばる舎. Kindle 版.
もし、会社員としてメリットがあるとしたら、リモートワークが認められていること、尊敬できる上司がいることが条件になる。しかし、そんな人はわずかしかいないだろう。
長倉 顕太. 移動する人はうまくいく (p.100). すばる舎. Kindle 版.
一度も起業や独立を考えたことがなかったが、幸せの哲学が同じ著者の意見を真剣に受け止め、新しい道を真剣に考えた。
前職はリモートワークがok 且つ最後まで諦めない最強の上司がいたため、会社員としてのメリットを満たしている。
ただ、選択肢の自由を考えた時に、世界一周後のキャリアを見つめ直す必要性あり。
移動すると、当たり前が当たり前じゃなくなる。他人と違う視点が手に入るから他人と違う人生になる。
だから、面白いコンテンツもつくれるようになる。
結局、私たちの脳はいつも同じ場所にいると、何も考えなくなり、何も感じられなくなる。
そして、不感症になっていく。「日常が感覚を麻痺させる」という哲学者ハイデガーの言葉の通りで、私たちは同じ日々の繰り返しの中でどんどん感覚が麻痺していく。
長倉 顕太. 移動する人はうまくいく (p.120). すばる舎. Kindle 版.
この本のタイトルの答えだと思う。移動することのメリットは自分の中で言語化するべき。ただ"世界一周したきたやつ"じゃ何も面白みもなければ、逆に中身がない。
他人と違う目線を得て、感じて、アウトプットするまでがセット。
あなたは未来に向かって生きたいのか、過去の延長線上で生きたいのか――。 こう自分に問うたときに、あなたは前者を選ぶだろう。 「未知なもの」が未来につながり、「既知なもの」が過去につながっているのは明確だ。であれば、「未知なもの=初体験」を選ぶしかない。
長倉 顕太. 移動する人はうまくいく (p.141). すばる舎. Kindle 版.
間違いない。慣れ親しんだものは居心地がいいし、確実に幸せを感じられる。ただ、新しい刺激や新しい発想がほしいのならば、選択肢は初体験を選び続けること。
これはもう、脳死で選んでいこう。
個人的やること
①再就職する際のポイントはリモートワークができること。尊敬できる上司がいること。ここは絶対に譲らない。
②心地よくても移動する。世界一周は時間があるようでない。沈没は絶対NGだし、どこよりもリラックスできる場所は自宅。日本のサウナ。ジム。スリローを食べてる瞬間。秋川でのBBQ。世界一周の目的は未知の連続を追求し続けること。留まることじゃない。
③帰国の5月までに個人の収入20万/月まで伸ばす。自分のアウトプットに価値があることを証明する。
④脳死で新しいものをチョイスする。同じ街で同じレストランにいかない。同じメニューを頼まない。目的地に行くときと帰る時のルートを変える。なにもなくても移動する。