小学校受験 小学生になってからの読書の話
こんにちは。コキア受験教室の桜井です。
昨日は、自宅から少し離れた図書館に子どもたちを連れて行ってきました。
いつもは学校の課題図書をひたすらオンラインで取り寄せては読ませているので、実際に子どもたちを連れて図書館に行くのは久しぶりでした。
保護者間でも、学校の課題図書の内容については賛否が分かれています。確かに、あまり趣味じゃないものも入っているんです。うちの子たちも、下の子はまだ何も言わずに読んでいますが、上の子は「これ、つまんないなぁ…」ということがたまにあります。
でも、私はそれでいいと思います。
本屋や図書館に、本って沢山あるじゃないですか。沢山という言葉で言い表せないくらいの数ですよね。あの中から本を選ぶことって、すごく難しいと思いませんか?
うちの子がどのくらい本を読んでいるかというと、感想を書いて提出した冊数だけでも、上の子は去年150冊、下の子は250冊くらいあったと思います。(難しさと長さが違うので。)
それだけの冊数をネットで選んだり、ましてや図書館に借りに行くなど、仮に私がどれだけ暇でも無理です。きっとシリーズを大人買いして終わりです。
でも、課題本は、専門の先生が年齢に合った名著を紹介してくださる。私も、素人ながら区のおすすめ本を選定していた立場から言うと、誰かの心を震わせた本は、好き嫌いを除いて一読の価値があると思っているため、こんな有難い制度はありません。
そして、面白かった本は、同じ作者方が書いた本を借りたり、改めて買ったりしています。読むのが本当に早くて、ちゃんと読んでるのかなとやや疑っていますが、ストーリーがわかって感想が書ける程度には読んでいるようなので、それで良いかなと思っています。
このシリーズの続きが読みたいと言われればとても嬉しいし、面白いからあっという間に終わる本もあれば、つまらな過ぎて半月くらい進まない本に出会えることもある。それもこれも勉強かな、と。
この課題図書を読み切ってしまうと困るので、我が家では絵本クラブで配本もしています。こちらの本は自分で選択させています。リストにあるものは、本当にどれも名著でお勧めです。
特に読解が得意なわけではない子どもたちですが、本を借り忘れると「あ〜、もう読む本がない〜〜!」と恨み言を言うくらいの読書習慣がついていることは、母として読書の先生に感謝しかありません。
小学校時代に出会う本は貴重です。なぜなら、人は新しいものを学ぶとき、少しでも馴染みあることに触れた時の方が、より多くを吸収できるものだからです。
さて。
幼い時に読書によって多くの語彙を習得し、広い世界を知った子どもたちは、これからの人生でどれほどのことを学びとるものでしょうか。
考えただけでワクワクしますね。
我が子の通う学校だけでなく、多くの私立小学校では読書教育にも力を入れているものと思います。願書にも、読書のことについては必ず毎年どなたかが書いておられます。
相談会などで先生とお話する機会があれば、読書教育はどのような形で実施されているかぜひ聞いてみてくださいね。
もしかすると、我が子が大きく羽ばたくための羽を育てられる学校が見つかるかも知れませんよ!
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