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エリアトラウトという釣り

エリアトラウトってかっこよく言っていますが、ただの釣り堀で釣りするだけです。



エリアトラウトってどんな釣り?


釣り堀でルアーやフライと呼ばれる疑似餌を使って釣りをします。

「なんだよ釣り堀かよー」

って思うかもしれませんが、釣り堀でも人によって釣果に差がでます。
全く釣れていない人の真横でめちゃくちゃ釣れている人もいる。
それがエリアトラウトの一番面白いところです。

トラウトという名前からわかるように、主に鱒を釣ります。
ニジマス、サクラマスやイワナ、ヤマメといった川魚が放流されています。

ルアーにも色々な種類があります。
スプーンと呼ばれる金属の板を曲げた物や、クランクやミノーと言ったプラスチックでできた魚の見た目をした物、フェザーと呼ばれる毛ばりに似た物など様々です。

また、同じルアーでも重さや色、形の違いなど多種多様です。
それらを使ってその日一番釣れる組み合わせを探して釣りをするのがエリアトラウトという釣りです。

Nikon Z8・Nikkor Z 70-180 f/2.8
ルアーを操作している時の顔は、真剣そのもの。


この釣りにハマったきっかけ


この釣りは本当に釣り人の力量が試される釣りです。

その日、魚の反応がいいルアー、カラー、動かし方を見つけ出す必要があります。

自分の中の釣り方の引き出しをとにかく開けて、全部試す。
どれだけ引き出しがあるのかが鍵になります。

初めてエリアトラウトに連れて行ってもらった時、隣でめちゃくちゃ釣れているのに、それに比べて自分は全然釣ることができませんでした。

周りの人が魚をかけている時にどんなルアーでどんな動きで釣っているのか観察して、考察して、試して。

それでも釣れなくて。

何度も試して…こうかな?っていうのを試したときに、

「ビビッ」

っとアタリが来て魚をかけた時の快感と言ったら。
最高でした。


でもまた別の日に同じ釣り方をしても釣れるわけではないんですね。

またその日釣れる釣り方を探す。

その難しさとテクニカルな釣りに魅了されてしまいました。

Nikon Z8・Nikkor Z 70-180 f/2.8


Nikon Z8・Nikkor Z 70-180 f/2.8
ベンチが設置されている釣り堀もあり、ゆったりと釣りができる。


道具の魅力


トラウトの釣りはとにかく道具がかっこいいです。
様々なルアーを並べて収納しているのを眺めているだけでも、所有欲が満たされます。
網も海釣りではありえない木製の網もあったり、ロッドも細くてシュッとしたものが多かったり、色のアクセントが入っていたり、何かとおしゃれです。

コルク製グリップのロッド

使わないであろうルアーでも、何か集めたくなっちゃう。
そんな収集欲も刺激されます。


食べておいしい


釣り堀にもよりますが、たいていは釣った魚を持ち帰ることができます。

なかには頂鱒やロックトラウトといった赤身と呼ばれる魚を放流している釣り堀もあり、それらはとてもおいしいのです。

チェーン店の回る寿司屋のサーモンはたいていこれらのトラウトであることが多いようです。

赤身トラウトの漬け丼

刺身でよし、焼いてよし、揚げてよし。

とにかくおいしいのです。
それもこの釣りの良さですね。

最後に


最初の1匹を釣るまでは少し大変かもしれません。
でもその1匹を釣った時の快感は、きっと2匹3匹目を釣るためのテクニックを身に着けたいと思わせるものだと思います。

また、たいていの釣り堀はトイレ、食事や釣りの道具などが買える売店が備わっています。
海釣りではなかなかそういった快適性はないので釣り初心者にもおすすめです。

ぜひエリアトラウトで釣りの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

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