#309 もうすぐ冬休み
冬休みが近づいてきた。この一週間は、学校の授業は午前中で終わり、給食を食べて2時半ごろ集団で下校してきた。
家に帰ったしょうへい(小6)は、すぐに着替え、私には『塾があるから4時半過ぎに帰ってくる。お小遣いが欲しい。』と言った。そして、300円のお小遣いを持って、急いで自転車に乗って遊びに行った。
りかこは家に帰ってきて、ホットカーペットで寝転んで、ユーチューブを見ながら漫画の本を読んでいた。
4時40分を過ぎた頃急いでしょうへいが帰ってきた。ピザを口に入れ5時に塾に出かけていった。
6時過ぎには塾から帰ってきてユーチューブを見ていた。私が、「最近、お小遣いが300円になったん?100円値上がりやな?」と聞くと、しょうへいは、「うん、この頃300円持って遊びにくる友達が増えてきたわ。インフレになったから。」と言い訳をした。
授業が午前中で終わるようになってからは、毎日友達と外で遊んでいるとのことだった。「こんな時やから、みんなで遊ぶことができるねん。」とも、しょうへいは言った。学童野球の友達が、同じクラスの女子と最近付き合うことになったことも私に話をした。
今日は小学校のグランドで、5人ほどの友達とサッカーをして遊んでいたとのことだった。グランドは、しょうへいらのグループだけだった。
今年一番の厳しい寒波が襲ってきた。時々雪が舞うグランドで、夕陽が西に傾くまでしょうへいたちは遊んでいた。