#113 気づいた時に…
先日トラクターで田を鋤いた。 ひこばえが大きくなる前の秋晴れの続いた時に田を鋤いた。 景色を見ながらのんびりとトラクターに乗っていた。 田を鋤き終わると、今までは、ロータリーについた土や草をとりのぞいて作業所に入れた。 必要な時は、軽油(トラクターの燃料)を補給して終りにした。
補給の時、軽油タンクが空っぽになった時には、『ガソリンスタンドに軽油を買いに行こうかな。』と思う。 と同時に、『もう疲れた。今日は、ここまでで終わろう。 めんどうや。』 という気持ちがわいてくる。
その時には、『この次の車のガソリンの給油の時、軽油タンクをもっていって、トラクターの軽油も補充しよう』と必ず自分に言い訳した。
すると、すぐ軽油のことを忘れてしまった。 次回のトラクターを使うときになって、軽油がないことに気づき、軽油を買いに行かなかったことに後悔した。
今は、軽油タンクの軽油がなくなりそうになったら、次回の作業のことを考えて、めんどうだがガソリンスタンドに買いに行くようになった。
このように、私は最近までの長い間、自分にめんどうと思うことは、『これで終わり』と自分で決めて、めんどうなことを先送りにして、さっさと次のことを考えていた。
最近は、ふと課題が思い浮かんだ時に、『めんどうでも、気づいた時にやろう。』『今やっておいたほうが、絶対ええ。 いずれやらなあかんことやから。』 と、自分に言い聞かせるようになった。 そして、気づいたことで、その時に改善できることには、すぐに行動することによって、課題を改善する機会が増えてきた。
課題に気が付いたけれど先延ばしにしていた頃より、課題に気づいた時にさっさと片付けるほうが、今の自分には楽に思える。
当たり前のことだが、古希を迎えた私にようやく身についてきたようだ。
@自分 気づき1
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