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コミュニケーションで気をつけるべき3つのこと

はじめに

人間関係というのは難しいもので、日々のストレスの原因としてはかなりのウエイトを占めているのではないでしょうか?僕は内向的な性格で誰とでも仲良くしていくのが苦手なので、これまでの人生で苦労することが多々ありました。

上手にコミュニケーションできれば人生変わるのでは?と思い2、3年前から心理学を勉強し始めて学んだことと、普段の生活で実践していることを踏まえまして、基本的なところを書き留めておこうと思います。

これからお話しすることを理解しただけですぐにコミュニケーションが上手くなるということはありませんが、改善のための道しるべにはなるかと思いますので、是非参考にしてみてください。

原則①〜自分が正しい〜

当然ですが、人間というのはそれぞれ生まれ育った環境や遺伝子が違うため、価値観考え方が異なります。自分の中の当たり前は、自分だけの当たり前と思った方が良いですね。
 例えば、朝は6時に起きて午前中に集中して運動や勉強することが当たり前の人にとっては、昼に起きて夕方から集中してゲームをする人を理解できないでしょう。朝活が科学的に良いことだという事実があったとしても、昼に起きる人にとっては昼に起きることが正しいことなのです。
 これを理解していないと、いくら証拠を揃えて議論しても相手を説得できないわけです。

原則②〜指図はするな〜

禁止と言われるとやりたくなり、やれと言われるとやる気がなくなる経験ありませんか?防火設備の「押すな」というボタンは見れば見るほど押したくなりますよね。
 これは心理学的には「心理的リアクタンス」と言いまして、人間は他人の指示には無意識に抵抗するようにできています。人間は自分の意思で決めたい生き物ということです。
 面白い事例としては、アメリカの映画で上映禁止になったことで心理的リアクタンスが働き、空前の大ヒットになったというものがあります。この映画のタイトルが「カリギュラ」だったことから、アメリカでは心理的リアクタンスのことを「カリギュラ効果」とも呼ぶそうです。

原則③〜嫌いなことはしたくない〜

何か意思決定をするときには客観的な事実を基に合理的な選択をしたいですよね。しかし、そのように心掛けているつもりでも意外なほどに感情的に意思決定しているものです。
 極端な例だと、運動が嫌いだから(良いとはわかっていても)やらないや野菜が嫌いだから食べないみたいな感じですかね。人間関係でいけば嫌いな人の頼みごとだからやりたくないみたいな感じです。仕事はトップの意思決定に基づいてルールどおりに行なうものだとしても、感情ひとつで業務が止まることがあるということですね。僕はこれまで感情を表に出しすぎてる人を見て、「仕事なんだから感情に左右されるなよー」と思うことが何度もありましたが、誰しも多かれ少なかれ感情に左右されてるということも事実です。

どうすればいいの?

ここまで読み進めて人間関係に絶望した人もいるかと思います笑。難しいかもしれないですが、僕なりの対策をいくつか書いてみます。重要なことは信頼関係です。信頼関係がないと言葉どおり話にならないので、信頼関係を築くための参考にしてください。

たくさん接触する

知っている人も多いと思いますが、心理学的に有名な「単純接触効果」というものです。接触回数が多ければ多いほど高感度が増すというものですが、意外なほどに強力なのでなるべくコンタクトをとるように心掛けましょう。
 電話やメールよりも直接会う、ビデオ通話などの方が情報量が多くなるので効果的です。社外の人には、求められているとき以外はわざわざ行くと迷惑になることもあるので気をつけましょう笑

印象(見た目)に気を付ける

単純接触効果をより効果的にするためにも見た目には気をつけましょう!
 最初の印象が良いと無意識的に「この人は良い人だ」という思い込みが生まれ、良い人である証拠ばかりに目がいくようになります。ちなみに心理学的には、第一印象だけで内面のように見えてない部分まで拡大解釈してしまうことを「ハロー効果」、良い人の証拠集めばかりしてしまうことを「確証バイアス」と呼びます。
 顔は変えられないのでどうしようもないですが、他にも変えられる部分はたくさんあるのでなるべく良くすることをオススメします。具体的には、服と靴と髪型と体型とその他です。

◎服
服はシンプルな色使いで、サイズはジャストサイズのものにしましょう。スーツであればオーダーメイドをオススメします。生地に拘らなければ比較的安く買えますし、大事に使おうという気持ちになります。あとはしわがあったり汚れがついているものは着ないようにしましょう。

◎靴
靴はとにかくきれいな状態を心掛けてください。革靴であれば安いものは買わず、最低でもリーガルやスコッチグレインなどのちゃんとしたものを履きましょう。2万円以下の安いものだとダメになるのが早かったり形が美しくなかったりと割とコスパが悪いのでオススメしません。(高くてボロボロよりは安くてもキレイなほうが良いですが)

◎髪型
ボサボサだったり、目にかかってたりするのは印象が良くないのでやめましょう。短髪でおでこが見えてた方が好印象です。長い髪で印象が良いのはジャニーズと結果出してるアーティストだけだと思ってください。当たり前ですが、寝癖はきちんと整えましょう!

◎体型
太っている人は痩せましょう笑
 太っているということは好きなものを好きなだけ食べてるんだというイメージがつき、自己コントロール能力がない印象になってしまいます。すぐに変えられるものではありませんが、確実に変えられるものなので少しずつでも努力することをオススメします。体型が変われば自信がついたり健康になったりといろんなメリットがあるので。

◎その他
できれば追加でやっておくと良いのはスキンケアです。見た目の清潔感にかなり影響するので、肌荒れ等には注意しておいたほうが良いですね。
 具体的には保湿と紫外線対策をしておけば問題ないと思われるので、風呂上りに保湿クリームを塗って、お出かけ前に日焼け止めを塗っておくくらいで良いかと思います。(自分がこれしかやってないので)

相手の話をしっかり聞く

相手が言いたいことをしっかり聞きましょう。聞いてるつもりでも相手の話とは違う返事をしていることは多々見受けられるので、自分はできているとは思わずに常に注意しておいたほうが良いと思います。伝える方も情報が不十分なことがあるので、思い込みで理解せずに確認をとることも大事です。
 相手の目を見て聞いたり、適切に相槌を打ったり、〇〇ということですねみたいな確認を挟んだりして話を聞いていることが伝わるようにすると良いですね。

お願いをする

少し高等テクニックですが、上手にこちらのお願いを聞いてもらいましょう。信頼関係が全くない状況ではできないのですが、お願いを聞いてもらうことで自分に対する好意が上がります。
 心理学的には「認知的不協和の解消」といいまして、簡単に説明すると、「相手を助けたということは、相手のことが好きだから」というように自分の行動によって解釈が変わってしまうことをいいます。

最後に

以上、コミュニケーションをとる上で基本的ですが大事なことを書いてみました。自分もまだまだできていない部分がありますが、少しずつでも改善できるように心掛けています。
 他にもいろいろ大事なことはあるかと思いますが、少しでもコミュニケーションで悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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