頑張りすぎる完璧主義者こそ、不完全主義者たれ!
自分を簡単に陥れる方法はなんだと思いますか?
わたしは完璧主義になることだと思います。
完璧主義になると
→目標達成できないと自己肯定感が下がる
→ストレスが溜まり身体に悪影響を及ぼす
という負のスパイラルに陥りがちです。
こうあるべきだ
こうでなくてはいけない
これが当然だ
こうしないとダメだ
ここまでやらなければならない
これらの固定観念が崩れると
ミスや失敗は許されない
他人の評価は自分の評価である
全ての責任は自分にある
こんなこともできない自分なんて
どんどん自分を追い込み思考が止まります。
高すぎるハードルが跳べずに行き詰まるようなイメージ。
飛べるはずなのに、なんで自分は飛べないんだ。
挙げ句の果てにわたしは病気になってしまいました。
あの時どうしたらよかったんだろう?
完璧主義者から「不完全主義者」になってみるのはどうだろう!
わたしは基本ちゃらんぽらんな人間なのですが
妙に真面目で素直なところがあります。
つまり、裏を返せば人が言っていることを真に受けやすいのです。
新卒一年目、当時の上司から言われた
「お金をもらっているんだから、効率よく仕事しなければダメですよ」
この言葉がきっかけとなり、自らを追い込んでいくことになります。
通勤電車の時間は仕事の勉強を欠かさず
上司に仕事を逐一監視されているのではないか
残業してでも今日中に終わらせなきゃ
と、勝手に自分で責任とプレッシャーを肥大化させていきました
とうとう、病気になって休職したときは悔しくて仕方なかったけど
今となっては、上司も完璧主義者で大変だったんだろうな…
と、上司の考えを共感はできずとも、理解することはできました。
上司はとても仕事ができるのにもかかわらず自己評価があまりにも低い人でした。
だから、自分より仕事ができない私に対して
「こんな私でもできるのに、なぜあなたはできないのか?」
と思っていたのかもしれません。
完璧主義者で自己評価が低くなると
自分だけではなく周りとも軋轢を生んでしまいます。
そこで、不完全主義者ならどう考えるか?
こうあるべきだ→他のアプローチもあるかな
こうでなくてはいけない→これでなくても大丈夫
これが当然だ→臨機応変に対応していこう
こうしないとダメだ→別の方法も試してみよう
ここまでやらなければならない→ここまでできれば十分だね
と、いくつか代替案ができます。
できなかったとしても必ず次に繋がるのです。
不完全主義者になって気がついたことがあります。
これはハードル跳びじゃない、ハードル走なのだと。
ハードル走の目的はゴールにたどりつくこと。
これは、完璧主義者も不完全主義者も同じはずです。
完璧主義者は、高いハードルを越えることが目的になってるのかもしれません。
高すぎるハードルを短い距離で走ろうとして、ゴールできないのは本末転倒でもったいない!
低いハードルで長い距離を走ってゴールしてもいいとは思いませんか?
完璧主義者は一旦、不完全主義者になってみましょう!
ハードルを下げに下げまくり、低ーいハードルをぴょいぴょいっと跳べるようになり、
跳ぶことが楽しいと思えたら、すこーしだけ高さをあげて走ってみてもいいのです。
本来ハードルを越えることは楽しいはずなのですから!
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今回はサムネイルをお借りして作ってみました
ありがとうございます🌷
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