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呑気が勝利する本
読書記録4日目
もものかんづめ
著者 さくらももこ
あの有名なちびまる子ちゃんの作者、さくらももこさんのエッセイ。
くすくす笑える。
めちゃくちゃ楽観的というか、自分の人生をきちんと主人公として歩んでいる感じがする。
しっかり自分を持ってる。
悩むことさえめんどくさい、いい意味で、そんな感じ。
頭の中で妄想が繰り広げられていて、でもそれは現実でもあって、矛盾してるけど、、
とにかく、くすくすと笑える。
びっくり仰天なのは本物の友蔵さんは意地悪ジジイだったこと。
メルヘン翁というタイトルで文にしてある。
アニメでは孫を溺愛する爺さんだったけど、それは本物の爺さんがこうであって欲しかったっていう理想より、あんな爺さんを描きたくもねぇみたいな執念もありそう、、
ちょっとしんどい、考えるのが疲れた時に読むと、そんなのどうでもいいやと思えるような本。
バカバカしくなる。
呑気が1番上手く生きられる方法なのかもなと。
あんなに呑気でやる気のない主人公はちびまる子ちゃんでしか成り立たないんだなと思う。
絶妙なバランスの呑気さ。羨まし、!
自分の中で生まれ変わったらまる子になりたいかもしれないという願望が追加された。