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人生の三大出費について

人生の三大出費とは

今回は人生の三大出費。よく言われている人生の三大出費とは住宅購入資金、教育費、老後資金。その他大きい出費は生命保険、車代になる。住宅購入資金、教育費、老後資金、生命保険、車代はその他のものに比べてお金がかかることを頭に入れておこう。逆に言えばこれらに対してうまく対処できればより有利に資産形成できるということだ。変に細かい電気代などの節約よりも効果絶大だ。

ざっくりどのくらいかかるか見てみよう。ライフスタイルや収入によってかなり異なるので、一般的なサラリーマン(平均年収500~600万円)、奥さんはパートタイム勤務と設定。

住宅購入費用

2500万円~3000万円。だいたい年収の5倍くらいが無理なくローンできる範囲と言われているのでこのくらいが無難なんじゃないかと思う。あまり無茶をするとあとあと大変なことになる。無理のない返済金額と金融機関が貸してくれる金額は違うことを考えよう。こういう世の中なので長期のローンを甘く見ないことだ。

ちょっとデータは古いが参考までに住宅金融支援機構が実施している「フラット35利用者調査(平成23年度)」によると物件別の平均購入価格(いずれも新築)は、土地付き住宅が約3600万円、建売住宅が3300万円、マンションが3800万円となっている。住宅は人生で一番高い買い物と言われている。

よく賃貸か持ち家かの話がでるが、賃貸でも家賃として上記くらいはかかる。

教育費

普通のサラリーマンの設定なので保育園~高校までは公立、大学は私立の設定。これも参考だが、保育園~高校(公立)~大学私立文系で約940万円。理系だと約1100万円。大学部分だけでも私立文系400万円、理系は600万円となっている。部活動費用、塾の費用は含まれていない。

もしアパートなどを借りるとさらにアップ。毎月10万円の仕送りで4年間で480万円プラス。ざっくりした数字は子供一人、大学まで1000万円。アパート借りれば1500万円。

老後資金

昨年だいぶ話題になったが、そのままの数字で。ざっくり2000万円。だが、いちおう、持ち家(マンションなど)プラス年金開始時までに2000万円。賃貸だとどう考えても2000万円では不足だからだ。かりに家賃月5万円だとすると、年60万円(5万円×12ヶ月)。65歳から年金を受取るとして95歳までの30年とすると60万円×30年で1800万円。2000万円では家賃だけでなくなってしまう。

以上ざっと見てきたが、マネープランはライフプラン。三大出費を意識してしっかりと資産形成していこう。






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