野鳥とコミュニケーション

牧場の小屋の窓を外からコツコツとクチバシで叩きつける一羽の鳥。
まるで私に何かを教えようとしている鳥がいました。
小屋の中を見ると、隙間ガラスから入り込んで出られずにいるシロハラゴジュウカラを発見。仲間が外から助けようとしていたのです。

手に乗せて「ほら、おかえり」と、外へ出すもなかなか飛んでいかない。
木の枝に止まらせたら、逆さまにひっくり返ってしまった。
(のちほど調べてみると、この種類の鳥は逆さまに幹や枝に止まれるそうです)

ずっと逆さまになっているので、また手に乗せ、弱っていると思い、昼に食べようと買っていたフランスパンを与えてみるが食べず。
(野生なので逆に食べてくれなくてよかった)

しばらくすると、横の大きな木の枝に飛びつき、
仲間の鳴き声に呼ばれるかのように鳴き返し無事に飛び去って、家族のもとへ帰っていきました。めでたし、めでたし^ ^

一年に2回程度、小屋の中にいろんな種類の鳥が入り込んで出られないというアクシデントがあるので、その度にこうして助けています。

仲間の鳥は、外から小屋の窓の周りを飛び回って中にいる鳥を助けようとします。
その光景を何度も見ましたが、心打たれ、考えさせられる印象をもちました。

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こけどん
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