行きつけの癒しのカフェが閉店する

先週の日曜日の朝早くに目が覚めて、なんとなく携帯を見てみると、
癒しのカフェが2週間後に閉店するという告知を見つけてしまった。

突然の告知。
ショックすぎる。

店主さんがご病気とか何かあったのだろうか。

通い始めて、もう5年くらいだろうか?
初めていった日は、いったい、いつの日だったのだろう。

おしゃれで素敵な夫婦で営んでいるお店で、わたしにとってオアシスのような場所だった。その場所にもういけなくなってしまうなんて、これから一体どうやって「ほっとひと息」ついたらいいんだろうか。

独身の頃から通っていたカフェ。
それこそ、心が病めるときも健やかなるときも、いつでもその場所に癒されて助けられていたなと思う。

いつしか、顔を覚えてもらえるようになり「あぁ!こんにちは~」と優しい笑顔で声をかけてもらえただけで、すごくありがたかった。夏の暑い日も、冬の寒い日も、ついつい足を運んでしまいたくなる落ち着けるカフェ。

一人で本を読んだり、日記を書いたり、物思いにふけってみたり、、、。一体どれだけの時間を、その場所で過ごさせてもらったことだろうか。いつしか、わたしの人生の大切な一部分になっていた。

ご高齢の店主さんだったので、いつまでも続く訳ではないことを分かっていたはずだ。だけど、いつまでも続くような気がしていた。いつか終わりが来るという事実を、なるべく考えないようにして過ごしていた。

平穏な日々がいつまでも続いていて欲しいから、その日々がこれからも続くもんだと錯覚してしまいやすいのかもしれない。

わたしは「今、この瞬間」が幸せだ。
ようやくそう言えるようになった。
それが、いつまでも続いて欲しいと心から願っている。

だけど今回のことで、いつまでも続く訳じゃない、
どうしようもできないことがあるという現実を、突きつけられた。
どんなに願っても、どうにもならないことが、ある。

別れが悲しいと、新しく出逢うのがこわくなる。
だけど、次のドアを開けなければならない。

別ればかりが増えて、新しく出逢うことをしないでいると、それこそ何もなくなってしまう。

プラマイゼロなんです
お別れするときに 涙が出るのは
出会ったときに 笑顔があったからだって思うんです

問題のあるレストラン

プラマイプラスにする方法、探していきたいな~。

今、この瞬間を生きることと
少し先の未来を見据えていきることと、
両方のバランス感覚が肝になるのかな。





いいなと思ったら応援しよう!