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「不安しかない」2021年マイベスト
2021年によく聞いた音楽のことを勝手に紹介します。
まず、
個人的2021年流行語は、
「不安しかない」
というわけで、今年は不安の一年でした。
不安しかない一年も過ぎ去ってしまえば、
あとは安心しかない。
と信じてます。笑
さて、今年の年末はたっぷり時間があるので、
今年とくに聴いた音楽のことを紹介させていただきます。
大変な一年でしたが、
素晴らしい音楽がたくさん生まれた一年だったようにも思います。
昨年2019年は、ライブやエンタメ業界も困惑の状況でしたが、
今年は、それぞれが新たな形へ進化した一年だったようにも感じます。
それぞれの楽しみ方で、
よりエンタメが元気になったような気がしています。
それでは、
2021年の個人的ベストを発表していきます。
(あくまでも個人的な勝手な評価です)
① Where's My History? / [Alexandros]
![](https://assets.st-note.com/img/1640917338914-6lqTAjrvbV.jpg?width=1200)
今年は、まず彼らなしでは僕の一年は語れません。
本当にお世話になりました。
そして彼等にとっても飛躍の一年だったのではないでしょうか。
ライブにも何度か足を運ばせていただいたし、
打ち上げ配信、トーク配信にもお邪魔させていただき、
ステージの上も、ステージの下でも本当にカッコいい方々でした。
お店でずーっとBGMにして聞いてたな。
縁あって、ファンの方々とも会う機会が多く、
ドロスクルーの方々は本当にいい方ばかり。
なにかとファンの方々にも助けられました。
2021年は、まさに、[Alexandros] 様 ありがとうの一年でした。
② effector / androp
![](https://assets.st-note.com/img/1640918140684-MHsmby8vjF.jpg?width=1200)
2021年暮れに発売されたこのアルバム。
この混沌とした2年間が集約されたかのような1枚。
「そうだ今も息をしてる」
「もう一回 光の場所へ」
「不安で仕方ない」
「笑いあっていたい」
という、いま、の言葉をしっかり歌って、
「さあどうぞ」
なんて伝えてくる内澤崇仁の声。
きっと彼らなりにも悩んで苦しんで、生み出した、
メンバー全員の人間性もそのまま映し出したかのような、
素晴らしいアルバム。
実は僕が病状で苦しんだときに、
真っ先に駆けつけてくれたのも内澤君でした。
「心配かけて悪いね」なんて、言ったら、
「なんで気を使ってるんですか」って、彼が言ったひとこと。
そうか、誰かに気をつかう必要なんてもういいや、
自分に従順に、身勝手に、そのままでいいや、
って開き直れました。
感謝の一枚ですね。
③ FOREVER DAZE / RADWIMPS
![](https://assets.st-note.com/img/1640919100857-6DNUJrCDup.jpg?width=1200)
8月のフジロックと、12月に横浜でライブ見れたんですが、
素晴らしかった。
野田洋次郎の歌って、こんなに届くんだなあと感心してしまった。
実は、ちゃんとライブを見たのは今年が初めてで、
近いようで遠い存在だったのですが、
今年、改めて好きになったバンドです。
「鋼の羽根」という曲で、
何回入れたって自販機に跳ね返される
100円玉がまるで自分を見てるようで
って歌詞があるんですが、
なぜか、ライブで涙がでた。
こんな言葉を歌詞にできる人って、彼以外にいないんじゃないでしょうか。
聴くたびに良さが増していくアルバムです。
③ OVERHEAT 49 / 百々和宏
![](https://assets.st-note.com/img/1640919693620-lqHl8M9PeM.jpg?width=1200)
ウエノコウジさんや武藤昭平さんたちと、幾度とお店に遊びに来てくださり、
たくさんのお酒を飲んで、こんなに楽しい時間は久々だなあ、と感じたことがありました。
昔のバンドマンの打ち上げのような、
まあ、あれは打ち上げか。。。
いい方失礼かもしれないけど、
いい歳になっても、こうやって最高なロック仲間とバリバリロックやって、酒飲んで、
どうせB級品だろ、って、
カッコよすぎる。
憧れる。
バースデーライブにも行かせていただきましたが、
うわー、いいなあって、心から思いました。
「夜が明けたらすぐに出掛けよう」
「そのうち仲間も見つかるさ」
「新しい旅に出掛けよう 鬼退治の気分で」
そうか、いい大人が、いいロックミュージシャンが、
仲間になって、いくつになっても鬼退治に出掛けていく。
少年のような物語が、いくつになっても続いてくんだな、
ロックってやつは。
そうだ、なんだっていいんだ、
一級品じゃなくていいんだ、
好き勝手にやってやるぜ、
好き勝手に旅に出掛けてやるぜ、
って清々しいロックンロールハート。
同時発売の、「泥酔ジャーナル4」
も、お酒にまつわる百々さんの日常。
実は、このところの愛読書。
病気になって、
時間があるからって、いろんな難しい本買い集めたりしたんですが、
療養中、どうも手が伸びてしまうのはこの本。
疲れているとき、辛いとき、
スッっと読みたくなるのって、
こんな肩の力が抜けた何気ない文章。
(実は、ほんの少し、僕も登場しています。)
どちらも疲れたときにでも、ロックンロールの力を借りたくなったら、
ぜひ。
(※ライブ会場で手に入りますが、全国流通は、2022年2月でした。)
⑤ Castle in Madness / 4s4ki
![](https://assets.st-note.com/img/1640924060494-Mil4DAPIJR.jpg?width=1200)
偶然なんですが、今年のフジロックで、
とくに期待はしてなかったんですが、
度肝を抜かれたこの方。
アー写だけは、なんとなく見ていて、
なんて読むんだろう、この子。
って、気にはなってて。
アサキ、って読むそうです。笑
カオスな世界観に、こんな子いたんだ、
ってびっくりした。
「反省は後回し」
「淡々と運ぶ毒たち」
「溶けてく脳脳脳」
「いいやもう nonono」
こんなに言葉少なく自分の世界観をつくって操れる才能って、
簡単そうでなかなか絶対できない。
世界にもっと評価されるべきZ世代というのか、
なんというか、おじさんには説明が難しいところではありますが、
すごかった。
来年以降、更に活躍されるんじゃないでしょうか。
以上、5枚が今年のマイベストアルバムでした。
音楽に救われた一年。
最後に、個人的マイプレイリストもつくってみたので、
よかったら、お正月の移動中やお部屋のBGMにでもしてみてください。
2021年発表以外の楽曲もありますが、
単純に、今年よく好んで聞いた曲をまとめてみました。
共感いただけると嬉しいです。
☑ kokaji's playlist 2021
小梶貴行2021年のベストプレイリスト
https://open.spotify.com/playlist/14kwjO1AM4w2UWlD0znwZo?si=29fedd9277fb4797
どうか皆様よいお年をお過ごしください。
来年は笑いあっていたい ですね。
2021.12.31
小梶貴行