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あなたのことをただ好きだっただけ。現代詩。

何も言うなよ


何も言うなよ


それは

なんかさ

より

夏を

夏にする。

声を

聞きたかった。


おまえの

声を。


なにもかもを

くだらないものにするのも。

たぶん

自分なんだろうな。


この恋だけは


スクラップにしたくない。


だれよりも

ぼくのために。


人生ってなんだ。

それは

自分を生きること。



君が行った。

明日よりも

あさってを


ぼくは

どこまでみてた。


あなたの

ことを

ただ

好きだっただけ。


それだけなんだろうな。


何か。

手をつなぎたくなった。

それは

貪欲な

ぼくが

きみを

欲しがってる。

その

欲求の形かな。


騒ぎ立てるぐらい。

ぼくは

ぼくを

生きる。


なにを

知ったの。

なにを

知るのかな。


走ってるよ。

走ってるよ。

ぼくを

ぼくが

走ってるよ。


あなたは

ぼくの

なにを


愛したの。


あなたは

ぼくの

何に


恋したの。



ぼくの

なにを

欲しがったの。



それは

光ってた星。


それを

恋とか

言いたいな。


とても

とても

光ってた

それは

大切なものかな。




何も言うなよ


何も言うなよ


それは

なんかさ

より

夏を

夏にする。

声を

聞きたかった。


おまえの

声を。


何も言うなよ


何も言うなよ


それは

なんかさ

より

夏を

夏にする。

声を

聞きたかった。


おまえの

声を。


何も言うなよ


何も言うなよ


それは

なんかさ

より

夏を

夏にする。

声を

聞きたかった。


おまえの

声を。


何も言うなよ


何も言うなよ


それは

なんかさ

より

夏を

夏にする。

声を

聞きたかった。


おまえの

声を。


何も言うなよ


何も言うなよ


それは

なんかさ

より

夏を

夏にする。

声を

聞きたかった。


おまえの

声を。


何も言うなよ


何も言うなよ


それは

なんかさ

より

夏を

夏にする。

声を

聞きたかった。


おまえの

声を。

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