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次世代リーダー育成がうまくいかない根本的な原因と対策

現在、日本企業が抱える課題の一つに「リーダー不足」があります。この背景には、次世代のリーダーをうまく育成できない企業の体制や危機意識の低さがあると考えられます。実際に、およそ40代を指す「ミドルキャリア」の社員に対しては、十分な研修を行っていない企業も多く、「空白の育成地帯」という言葉とともにその現状が問題視されているのです。本記事では、日本企業でリーダー育成がうまく進んでいない現状や原因、これから企業とミドルキャリア層の社員がとるべき対策について考えます。

どうしてリーダーが足りない状況になっているのか?大きな要因として、注目度合いが高まってきた「育成の空白地帯」という言葉に注目したいと思います。

日本企業では、社会人経験が浅い時期に社会人の基礎を、中間管理職になれば部下のマネジメントを学ぶ機会があります。ところが、それ以降に学びの機会が大幅に減少するのです。とくにリーダーとなるべき人材に対する育成の機会は少なく、空白地帯になっていると言っても過言ではありません。


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