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ジェネラティブアート作成時の頭のなか 番外編 #AltEdu2022 27 日目

#AltEdu2022 も残すところ今日を含めてあと 2 日。そして今日のお題は、これまで作った作品を振り返って自慢する、とのこと。

#AltEdu2022 で作った作品を家族にみせると、作者である自分とは異なる評価が得られて面白い。

 私としては、この作品をまずは自慢したい。

空と雲という題材に興味を持っている自分としては、会心の一作だと感じている。具体的な情景を描いた本作は、ジェネラティブアートではないのかもしれない。しかし、限られた文字数のプログラムで絵を書くという制限下での表現としてはなかなか頑張っているのではないかと思う。これぞ自画自賛である。

 ちなみに家族の反応はというと、妻に「どうよ?」と自慢したところ。「んー。なんか普通」とのことであった。この辺りの意識の違いが、私の作品があまり評価されないところなのだろう。

ちなみに本作を作る際に考えたよしなしごとは、以下の記事に記してある。興味のある方はご一読いただければと思う。

 作者として自慢したい作品がもうひとつある。こちらも空と雲に関するものである。これまで、立体的な雲の表現を目指して何作か作ってきている。

そんな中、こちらの作品ではある程度の立体的な表現ができた - と思っており、個人的には #AltEdu2022 での大きな成果であると思う。

 ちなみに、こちらの作品も妻曰く「普通」とのことである。自然現象を取り扱った本作の場合、「普通」というのは、もしかしたら最高の褒め言葉なのかもしれない。とはいえ、自慢した結果としての評価はあまり高くはないのだろう。

 作品に対して、なかなか手厳しい妻であるが、そんな妻が評価した作品はこちらである:

本作については、かわいい、綺麗、と普段の評価では聞かない反応を得た。トマトスパゲッティからヒントを得たことを伝えると、感心してくれた。

 もうひとりの評価者は娘である。娘からは、こちらの作品に対し、かっこいい、おしゃれ、との評を得た。

これらの作品を作る際に考えたことは以下の記事にまとめてあるので、こちらも合わせてご覧になっていただければと思う。

 ちなみにジェネラティブアートとして個人的に気に入っているのは、次の作品である。抽象的ではあるが、幾何学的であり、色合いも気に入っている。今日は「自慢する」というお題なので、自画自賛しまくりである。

こちらの作品についても、作品にいたるまでの紆余曲折を紙上ライブコーディングとして記してある:

 この記事のタイトル画像は以下のプログラムにより生成した。後の方に描画する画像ほど、画面中央部分に表示されるよう調整を行っている:

size(800,500)
img=[loadImage(str(i)+".png") for i in range(5)]
clear()
R=random
for i in range(200):
    p=img[int(R(5))]
    s=R(1)*.2+.2+i*.0002
    w=p.width*s
    h=p.height*s
    t=(199-i)*.1
    x=(800-w)/2+(R(800)-400)*t
    y=(500-h)/2+(R(500)-250)*t
    filter(BLUR,3)
    rect(x-1,y-1,w+1,h+1)
    image(p,x,y,w,h)

 さて、作品が評価される・されないについては、様々な意見がある。評価されるために作っているわけではないという人もいれば、評価されなきゃ意味がない、という人もいる。もちろんその他の意見も多くある。

家族と自分との評価は異なってはいるものの、プログラムにより絵を作ることについては、一定の評価はあるようだ。文字や記号だらけのものが画像を形作るというところには、不思議な魅力が存在するのだと思う。明日の記事では、その辺りについて書くことになると思う。

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