自分自身の腰痛を改善した方法
こんにちは、空手トレーナーこじろーです。
空手選手の悩みで多いのが腰痛ではないかと思います。
題名にもある通り、私自身、もともと腰痛に苦しめられていました。
しかしトレーナーとして体の勉強をする中で今では腰痛を改善することができました。
またそれを元にこれまで多くの空手選手の腰痛を取り除いてきました。
ということで今回は私自身の腰痛を改善した方法を紹介して、腰痛に苦しめられている方のお役に立てるような内容を目指して発信していきます。
空手選手が腰痛になりやすい理由
まずは空手選手が腰痛になりやすい理由について考えていきます。
原因を理解すると対策も立てやすいと思います。
1、偏った使い方が多い
空手の動きには様々な立ち方、動作があります。
それらは日常生活ではあまりすることがない動きが多いです。
言ってしまえば特殊な動きをしているということになります。
それだけでも体にはストレスなわけですが、特に組手は片側の構えで動き続けるという偏った体の使い方が多いです。
例えば、私の場合正体構えですが、踏み込む時は左足は前側の筋肉、右足は後ろ側の筋肉がメインで使われます。
それをずっと繰り返すと、バランスが崩れていくのは当たり前のことだ言えます。
2、体のケアに力を入れない人が多い
頑張って練習では体を追い込むものの、体のケアには力を入れない選手は意外と多いです。しかし使った筋肉はしっかりとケアをしないと疲労は蓄積していきます。
先ほどもお伝えしたように空手の動きは偏った動きが多いため、使ったあとそのまま放置すると歪んだ状態がニュートラルになります。
体のケアをすることは疲労を取り除く効果もありますが、体の状態をリセットするメリットもあります。
3、間違った体の使い方をしている人が多い
「腰を回す」のように空手の指導では、体の部位に関する指導も多いです。
しかし同じ腰を回すにしても、
・骨盤を回転させるのか
・股関節を回転させるのか
・腰椎(腰骨)をひねるイメージなのか
定義が曖昧だったりします。
要領の良い選手は感覚で適切な使い方を掴めたりしますが、
頭で理解しないと動かせない選手は指導者の意図と全く違った動きをしてしまっている場合もあります。
あとは稀に指導者自身が体の知識をあまり理解していないケースもあります。
指導する側、される側の認識を揃えることも大切です。
自分自身の改善パターン
ここからは私自身の腰痛改善につながったパターンを紹介していきます。
あくまで一例であり、同じアプリーチで改善するものではありませんが、参考にはしていただけると思います。
1、お尻の硬さをとって筋肉をつけた
まず行ったのがお尻の柔軟性を出すためのストレッチです。
最初は足の角度をつけることができないくらいガチガチに固まっていました。
最初は座っている状態から行い、柔らかくなるにつれて寝て行うようにしました。
柔軟性が出てきたら今度はお尻の筋肉を強化します。
歩く時に後ろ足で床を蹴るように歩くとお尻に刺激が入ります。
日々それを繰り返すことで少しずつ無意識に使えるようになります。
もちろん様々な筋トレメニューを行うのも有効です。
2、腸腰筋を使えるようにした
次に行ったのが腸腰筋のストレッチです。
腸腰筋は腰骨から股関節にかけて付着しているため、硬くなると腰骨を引っ張ることにつながり腰痛にもなりやすくなります。
また私の場合、「腰をいれる」という言葉を変なニュアンスで捉えてしまっていて、腰を前方に突き出すようにして、腰骨に体重を自ら乗せてしまっていました。(腰痛になって当たり前。笑)
腸腰筋のストレッチでコンディションを整えて、さらに立っているときに自ら使う意識を習得しました。
これはコツがいるので、今度動画で紹介します。
3、背骨のS字を形成した
背骨には生理的湾曲が存在します。(S字)
それらが崩れてしまうことでも腰に負担がかかって腰痛に繋がります。
この背骨は上に引き上がるとS字が形成されるという面白い特徴があります。
骨格調整により、上に上に背骨を引き上げることでS字を作り出してきました。
結果的に腰痛だけでなく、空手の動作の改善にも繋がっています。
まとめ
今回は腰痛の対策について、私自身の経験からお伝えしてきました。
腰痛は厄介ですが適切にアプローチすることで取り除くのはそんなに難しくないです。
不調を取り除くだけでも、邪魔がなくなりパフォーマンスは自然と向上します。
腰痛でお困りの方は是非一度パーソナル指導を受けてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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