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【330日目:毎日ご質問回答】恥ずかしいことが起きた時にどうしても一定期間落ち込んでしまいます。どうしたらいい?

ご質問ありがとうございます。

大変よくわかります。私も元々は姉兄の後ろに隠れるような恥ずかしがり屋だったので。しかし、10年来の友人に恥ずかしいことが起きても、瞬時になんてことはない顔ができる人がいます。私だったら、穴があったら入りたい、とても落ち込むであろうことがあっても、平気な顔をしています。その友人を自分なりに観察し、対話をして得た、恥ずかしいことが起きても動じない不動心を持つための3つのチェックポイントが以下の通りです。
1.いつでも精神的に帰られる場所である心の安全基地がありますか?
2.感情と起きた現象を切り離せますか?
3.自分がどうありたいのか自己決定していますか?
それぞれかみ砕いて、分析していきます。

1.いつでも精神的に帰られる場所である心の安全基地がありますか?
⇒恥ずかしいことは突然起きるもの。そんな時に役立つのが心の安全基地です。母親との関係で子供の頃に獲得した人はそれを利用すればいいし、もし関係性が悪く年齢的に早く自立を自覚したのであれば、自分自身が心の拠り所となる人もいるでしょう。また、何かに一生懸命に取り組んで社会的に認められるとその何かが心の安全基地として役割を果たすこともあります。

2.起きた現象と直後に起きる感情を切り離せますか?
⇒恥ずかしいという感情は特に、年齢とともに変化をしていきます。ということはまずは何をどう捉えるかの認知の問題だと気付きます。冷静に考えてみると、起きた現象と直後に起きる感情は全く別のものです。その10年来の友人は私から見ると起きた現象に直後に起きる感情を切り離すのが得意です。これは子供の頃、親から日常的に感情的に叱責されることが多く、その時に自然に体得したテクニックだそう。今はもう無意識レベルで使っているそうです。何が自分の生きる力になるか分かりません。しかし、確実に言えるのは起きたことをどう捉えたのかで生きる力にもなりうるし、自分を傷つけ続ける力にもなってしまうことです。認知は改めて大切だと思いました。

3.自分がどうありたいのか自己決定していますか?
⇒自分の選択で、自分の意思で、どうありたいのか、どう生きるのかを決めることを繰り返すと、恥ずかしさの許容範囲が広くなります。だから、小さな子供の時から、自立という選択肢を取ってきた友人が何人もいますが、自分らしく人生を歩んでいてかっこいいです。私は甘えられるだけ甘えてきたので、人の中でムードメーカー的役割を担うのが自然にできるし、社会の中で求められてもいるのかなと最近感じます。それが私の自己決定です。

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