応援されるという事
皆さんこんにちは。
古事記project代表の村上です。
今はボイスドラマの編集の真っ最中です!この作業マジで信じられない時間のかかる作業。詳しくは多分まみよちゃんが現在進行形の作業を書いてくれるんじゃないかなって思ってるんで楽しみにしててください(笑)
その他に同時進行の作業が沢山あるんですが、ちょっとこんな動画をチラ見せ。
クシナダが!!
これ実は、先日までvoicyで放送していたボイスドラマ第3章「斬舞踊」(ヤマタノオロチ編)の主題歌「斬舞踊」のミュージックビデオのモデリング中なんです。
もうこれ見ただけでワクワクしてきます!
いま、古事記projectのイラストレーター&漫画家のあずちゃんと、トキハカケリを作ってくれた映像クリエイターのbonchiさん(https://twitter.com/Bonchi_KA)がめちゃめちゃ頑張ってくれています!続報はあずちゃんから有るかもしれないのでその辺もお楽しみに!!
という事で本題。
今日は「応援される人になる」というテーマで書いていきたいと思います。
僕のnoteでは僕が日々インプットしている内容や、古事記projectの日々の運営について書いています。今日はそのインプットした内容を僕なりに解釈しし、アウトプットすることで誰かの役に立ったらいいなと思って書く内容です。
●応援される事が必要な理由
この20数年インターネットの普及により色々な事が起きました。
中でも一番変わったのは情報の伝達スピードです。
僕が高校くらいの頃、ドラムを上手くなるためには一本6000円以上する教則ビデオを買うしか方法がありませんでした。海外の有名なバンドやミュージシャンのCDやビデオも中々手に入らず、栃木県の田舎の高校生だった僕は、休日にわざわざ友達と東京まで各駅停車で出てきて、きょろきょろしながら渋谷のタワーレコードや原宿界隈の古着屋を巡ったものです。
でも、今はどうでしょう。youtubeを開けば音源は勿論、LIVE映像だって無料で見放題。 Led ZeppelinだろうとNirvanaだろうと身近な存在です。
How to系の教則シリーズだっていくらでもあります。世界最高峰のミュージシャンが画面の向こうで教えてれます。無料で。
その結果、音楽をやる人の技術は格段に上がりました。びっくりするようなテクニックの10代がネット上にはゴロゴロしています。
↑↑↑ 副代表まみよちゃんの息子(中1)
これは音楽だけではなく、料理もそう。絵もそう。動画編集、デザイン、はたまた起業の方法やビジネスのやり方、お片付けのノウハウ、あらゆるHOW TOを誰もが無料で手に入れることが出来ます。
難しいビジネス書に書いてある様な内容だって、読まなくともわかりやすく動画で解説されていたりします。
情報や技術は今や世界で共有されて、ちょっとやる気があれば皆がそれを扱えるようになった時代です。
そうなると、商品(作品)の品質や技術というもので差があまりつかなくなってきます。皆がクオリティーの高い作品を作れる。クオリティーが高いのなんて当たり前でそれが普通の事になりました。
そんな世界でどう生き残るか。
それが現代に求められるスキルなのかなって思います。
商品の品質で差がつかないならどうやって買って貰えばいいのでしょうか?
Aの店の商品とBの店の商品のクオリティーがほぼ一緒の場合、皆さんはどっちを買いますか?
一つは「値段」という選択肢が出てくると思います。
じゃあ、僕たちの様な小さなお店や会社も値段を下げるべきでしょうか?
そんな消耗戦を挑んでも、大量仕入れが出来て多店舗展開が出来る大手に軍配が上がります。「値段」は大手の戦い方。
小さな店や会社は、価格などではなく「この人(店)から買いたい」って思わせなきゃダメなんです。Aの店より1000円高いけど、Bのお店の雰囲気が好きだから、店員さんが好きだから、Bの店で買いたいんだと思って貰う事が重要です。
去年、コロナが来て緊急事態宣言が起きた時(今もですが)、僕の周りでは常連さんが支えた飲み屋さんが沢山ありました。常連さんは飲みに行けなくてもお店が急遽始めたお弁当を買いに行ったりしていました。これって弁当買うなら別にコンビニでもいいし、どこでもいいはずなんです。でもそのお店を選んで買ったのは、そのお店を応援したかったって事だと思います。
●応援される人になるには
このことって僕たち古事記projectに置き換えても一緒だと思っています。
古事記や日本神話を元にした作品で、こういう作品はあまり他にないとか、皆に神話を広めたいと言った所で、僕たちの競合相手は「鬼滅の刃」であり「ヒプノシスマイク」であり「うっせぇわ」だったりします。世界中に無数にあるアニメ、漫画、音楽などのエンタメ作品が競合になってしまうんです。
これは仕方のない事実で、世界のエンタメ強者と同じやり方(広告や商品展開)で張り合って勝てる訳はありません。
そうなると、出せる違いは中の人の温度だったりします。
大手にはできない、個人商店の様な小回りの利く僕たちだからこそ、中の人の想いや考え、プロセスを出していき応援して貰える様になる必要があると思っています。
その為に必要な事。
①「夢」
当たり前ですが大きな「夢」を掲げる必要があります。
どうやらそれも、馬鹿げた大きな目標の方が良いらしいです。
②「言葉にする」
これも重要です。言葉にしなければ想いは伝わりません。どんどん発信していく必要があります。
③「頑張っている姿を見せる」
これはプロセスを見せるという事です。どんな事をやっているか、今何に挑戦しているか。そんな姿を知って貰わないと何をやっているかわかりません。大きな夢だけ掲げても「何も動かないなぁ~」「言ってるだけだなぁ~」ってなってしまいます。成功だけじゃなく失敗もあっていいんです。②と一緒で伝えなければ何も始まりません。
④「応援する」
人を応援できない人は応援される事も無いと思います。
応援されている人って得てして、自分を支えてくれる人だったり、その周りの事も応援してたりしますよね。
古事記projectとしても、関わった皆さんの仕事や人生がうまくいく事、神社や地域が盛り上がる事そんなことが望みでもあります。その方が絶対に相乗効果もありますしね。
⑤「魅力的である」
これって相対的なものかもしれませんけど、本気で頑張ってる人って魅力的ですよね。考え方が魅力的だと、行動や外見までも全て魅力的になっていくのかなって思います。何かを本気で頑張ってるから外見にも気を遣うようになって魅力的になるのかもしれません。必要だから磨かれていくスキルなんだと思いました。
●まとめ
僕たち古事記projectの場合は、当初から夢は大きく持っていました。
「世界に僕たちの作品を見て聴いて貰いたい。そして、作品を通して古事記や日本の神話、そして神社や地域を知って貰いたい。」
他にもありますけど、大きな古事記project全体の夢です。
でも「発信」をとにかく怠ってました。軽く見ていたんですね。
2021年は「言葉にしていく」事を本気で頑張って行こうと決めて皆で頑張っています。
今、既に作品や僕たちを応援して下さっている皆さん。そして出演してくれたり、関わってくれている声優さん達、ミュージシャン達、クリエイターさん達、関係者の方々も応援して下さっています。そんな皆さんの期待に応えられるように、前に突き進んでいこうと思ってます。
どうか皆さん、応援よろしくお願いします!!
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●宣伝
メンバーの制作裏話などを交えて過去のボイスドラマを放送している古事記projectのvoicy。
ボイスドラマが先日から第一章「愛哀物語」に入りました。
イザナギとイザナミの愛と哀の物語。日本誕生の話です。
是非、お聞きください!