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とにかく心地よかった。離れたくなかった。この人だ。ずっとずっと逢いたかった人だ。〜私がツインと出会ったとき〜

私がツインと出会った時のお話をしてみたいと思います。

2019年4月、私の大好きだったお父さんが他界しました。

3月の末に一緒に食事をして、約1週間程した頃にどうしても実家に行きたくなって息子が登校する前の朝早くに車で実家を訪ねたんです。

お父さんが1人で暮らしていた家。

お父さんが階段から足を踏み外して肩の骨を骨折した頃からいつも少し、気合いを入れて玄関の扉を開けていました。

『今日がその日じゃありませんように。』

先に部屋へ入った子どもたちが声をかけてもお父さんの声が返ってきません。

寝惚けてるのかな?なんて思いながら後から入った私の目に入ってきたのは、薄暗いオーラに包まれて生気の代わりに硬さが感じられるお父さんが横たわっていた景色でした。

テレビや電気はついたまま、ストーブは長時間運転の末に消えていました。

いつもの様にコタツで寝入ってしまったようなそんな状態。ただ、違ったのは今日がその日だったってことでした。

ツインとの初対面は、それからしばらくしてから。

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