小島 淳|コピーライター&編集ディレクター|

中性脂肪354mg/dl、LDLコレステロール243mg/dlの五十路おじさん。 寿司…

小島 淳|コピーライター&編集ディレクター|

中性脂肪354mg/dl、LDLコレステロール243mg/dlの五十路おじさん。 寿司ネタは光り物が大好きなのに…。 趣味は草野球と散歩。

マガジン

  • 街角の十字路――無念の誤字脱字と重言たち

    文字の仕事をしているからこそ気になる、町で見かける誤字脱字や重言、ダジャレたちを集めてみました。随時更新。

  • プロの仕事人が考える「良いライター悪いライター」

    「文字の仕事」に携わるさまざまな仕事人がライターへの想い、期待、不満などを飲みながら語るインタビュー。これからライターになりたい人、もっと付加価値の高いライターになりたい人オススメ。会って・飲んで・話すことって楽しいなぁ♪

  • カクコツpart3|原稿を書く

    プロとして10年間書き続けるためのノウハウやコツを紹介。書き方、時間の使い方、周囲との付き合い方、依頼元の増やし方、自分の律し方と怠け方などなど。

  • カクコツpart2|取材する

    書くコツのpart2は「取材する」。なぜ取材するのか、取材するメリット、準備で気をつけたいポイント、取材現場での対応ノウハウ、聞くこと聞き出すこと、礼儀や作法などなど。これまで30年間、書く仕事をしてきた筆者が、取材の現場で積み上げてきた独自のノウハウとアイディアを紹介します。

最近の記事

  • 固定された記事

素人から書く仕事へ①|わたしはコピーライターなのでしょうか…

不詳小島、2021年をもって書く仕事を始めて30年になりました。ふり返ると、コピーライター/編集ディレクターになりたかったというより、書く仕事を続けていたらこの肩書に落ち着いたというのが正直なところ。今回は自己紹介を兼ねて、素人だったわたしがどのような道筋で書く仕事を続けてきたのかをたどってみます。何だか偉そうで申し訳ありませんが、ご興味あればおつき合いください。 1991年、高卒、額面16万5000円 文章を書く世界に入ったのは1991年、25歳のときです。海外で遊んだり

    • 言いたいことは。よくわかった、

      残念なお知らせであることは。よくわかる。 フォントの種類や大きさはさておき。情報はきちんと伝わっている。 読みづらいけど。伝わっている。 ただ… 点と丸なぁ。 手書きだったら。こんなことは起きなかったのかも。 点が1か所だけ正解していることが。 この作品を秀逸なものに仕上げている。

      • ライターコジマのしくじり事件簿|消えたキャッチコピー。

        キャッチコピーがない広告を掲載してしまったことがある。もともとなかったのではなく、あるはずのものがなくなったのだ。校了までそれに気づかずに掲載された。どこに行ったワタシが書いたキャッチコピー。 入稿するときに、キャッチコピー部分の印画紙が版下から剥がれてしまったらしいのだ。もちろん色校正は出稿された。キャッチコピーがないままだ。それを見逃して戻してしまった。見逃したのはワタシだけではない。代理店もクライアントもみんな仲良く、だ。そのまま校了、掲載と… 最悪なのは、キャッチ

        • 何となくこれまでの仕事上の失敗やしくじりを書いてみたら出るわ出るわ。あれこれ思い出してきます。上手くいったことより失敗したことの方が、よく覚えているものですね。そのうちに、仕事以外の当時の失敗も思い出しちゃって。いやー恥ずかしい。こんなときだけ物覚えが復活するのか…

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        素人から書く仕事へ①|わたしはコピーライターなのでしょうか…

        マガジン

        • 街角の十字路――無念の誤字脱字と重言たち
          12本
        • プロの仕事人が考える「良いライター悪いライター」
          7本
        • 徒然亭日乗
          22本
        • カクコツpart3|原稿を書く
          17本
        • カクコツpart2|取材する
          6本
        • カクコツpart1|書く準備編
          14本

        記事

          ライターコジマのしくじり事件簿|イベントの企画担当なのに、当日は調光室に隔離されるというね。

          「あなたがいるなら、この仕事は降りる」 こんな気持ちになることはたくさんあるだろう。ワタシだってある。多くの人は、その気持ちを胸元にしまいながら何とか仕事をしている。それがオトナというものだ。でも、そうじゃないオトナもいる。実際にこのセリフを言われたことがあるから間違いない。 今回のしくじりも前回と同じ案件だ。科学シンポジウムの企画・制作・運営。あれから数年たち、ワタシもそれなりに経験を積んだ。今回はシンポジウム全体の現場責任者という立場。「オレもそこそこできるようになっ

          ライターコジマのしくじり事件簿|イベントの企画担当なのに、当日は調光室に隔離されるというね。

          ライターコジマのしくじり事件簿|偉い先生を怒らせて、依頼主の部長が謝罪文を書くはめに!

          前職の編集プロダクションに入社して2年目、書く力もビジネスキャリアもほとんどない小僧だったころだ。ある科学シンポジウム企画の一担当者として、登壇予定の大学教授のところへ事前打ち合わせに行った。タイミングよく東京で学会があるので、宿泊先のホテルで会いましようということになった。場所は忘れもしない、竹橋にあるKKRホテル東京である。 事前に登壇OKの返事はもらっていた。会う目的は、スピーチ内容のざっくりした方向性を聞く(相談する)こと。シンポジウムの告知広告を制作するので、その

          ライターコジマのしくじり事件簿|偉い先生を怒らせて、依頼主の部長が謝罪文を書くはめに!

          真面目な人ほど。

          「マスク着用を。」で終わっておけば、 何の問題もなかったのに。 スーパーのお客さまへのお願いだからなぁ。 (とにかく丁寧な表現をしなきゃ) (漢字の方が「お願い感」が伝わるかも) 書いた人は真面目な人だったのでしょう。 直前に「退職願」を書いた パソコンを使ったのかも。 知らんけど。 蛇足ながら「致します。」は ひらがなの方がいいなぁ。

          カクコツ特別編|伊達軍曹さんに聞く「良いライター悪いライター」

          ライターになる、ライティングで生計を立てる、ライターとして生き残る。そのためには締め切りを守って読みやすい日本語を書く。自分の付加価値を高めるセルフブランディングも重要になる――。確かにそうですが、自動車ライター/編集者の伊達軍曹さんは、書く業界やテーマを問わずもっと大事なことがあると指摘します。それはいったい何なのか、久しぶりに一献傾けながらお聞きしました。 伊達軍曹の 「伊達軍曹事業部」!? コジマ ニシオギくんだりまで足を運んでいただき恐縮至極です。 軍曹氏 や、

          カクコツ特別編|伊達軍曹さんに聞く「良いライター悪いライター」

          おカネの使い方は誰も教えてくれなかった。

          おカネの貯め方はオトナが教えてくれた。 おカネの稼ぎ方は社会に出て学んだ。 でも、おカネの使い方は誰も教えてくれなかった。 下手だと嘆いていても仕方ない。 少しでも上手におカネを使いたいと考えるなら、 自分が納得できる方法を簡単かつ身近に見つけたい。 結果としてのモノ・サービスだけでなく その経緯(プロセス)が付加価値になると仮定してみよう。 そこでは透明性の高い「おカネ使いプラットフォーム」が あると便利だし、 おカネを使ったことで得られる経験や 見聞きしたことが自分の

          おカネの使い方は誰も教えてくれなかった。

          健康増進かケガ誘発か。

          ゴールデンウィークに入って、 久しぶりの草野球(練習)がありました。 近々試合があります。 平均年齢50歳の我がチームでは、 無事に試合が終われば「大勝利」、 万が一、試合に勝てば 「優勝」ということになっています。 シアワセです。

          カクコツ特別編|元雑誌編集者に聞く「良いライター悪いライター」

          低くて響く美声の持ち主、櫻井正朗さん。元雑誌編集者です。2020年まで『婦人画報』編集部に勤め、現在はフリーライターとして活動しています。雑誌編集とライターという「文字の仕事ど真ん中」に長年いるわけですから、良いライター・悪いライターなんてたくさん見てきたはず。これは話を聞くしかない! と、昭和の文化人に愛された老舗居酒屋『どん底』までお越しいただきました。 結婚するのに月10万円じゃ 暮らせないと婦人画報へ コジマ いろいろ悩みましたが、2人のアクセスがいい新宿ならここ

          カクコツ特別編|元雑誌編集者に聞く「良いライター悪いライター」

          インタビューをして書くまでの時間、相手のことがずっと頭にある。言ったこと、何気ない表情や仕草、言い方や素振りが変わった瞬間とか。思い出そうとも覚えておこうとも思っていないのにさ。そして、書き出すと忘れちゃうんだ。不思議だね。

          インタビューをして書くまでの時間、相手のことがずっと頭にある。言ったこと、何気ない表情や仕草、言い方や素振りが変わった瞬間とか。思い出そうとも覚えておこうとも思っていないのにさ。そして、書き出すと忘れちゃうんだ。不思議だね。

          カクコツ|久しぶりに紙媒体に書いたので思ったことを私的備忘録として。

          久しぶりに紙(新聞)の仕事をしました。 対談の記事体広告の執筆・制作です。 そこで、大きく2つ思うところがあったので 私的備忘録として書いてみます。 紙面制作の“量的勘どころ”  ひとつは、記事体広告(新聞)の 制作ノウハウを知っている人が ずいぶん減ったなぁということ。 ノウハウというと大げさですが、 紙面サイズと文字数、 掲載したい要素(写真、図表など)の “量的勘どころ”ですね。それがほとんどない。 具体的には、紙面サイズに対して 入れたい内容を盛り込み過ぎ。 個

          カクコツ|久しぶりに紙媒体に書いたので思ったことを私的備忘録として。

          某SNSでわたしのフォロアーさんたち、子どもの卒業・入学・入社の喜び書き込み多数。でも、留年・浪人を余儀なくされた子どもをもつフォロアーさんもいるはず。そう思うと単純に反応できないんだよなぁ。うれしい気持ちはよくわかるんだけどさ。

          某SNSでわたしのフォロアーさんたち、子どもの卒業・入学・入社の喜び書き込み多数。でも、留年・浪人を余儀なくされた子どもをもつフォロアーさんもいるはず。そう思うと単純に反応できないんだよなぁ。うれしい気持ちはよくわかるんだけどさ。

          毎日とはいわないまでも毎月コツコツやっていれば、こんなことにはならないのに…と思う季節がやってまいりました! もちろん今年も事務作業に追われています。確定申告。正しいことをいう大人は嫌いだ(負け惜しみと現実逃避)。

          毎日とはいわないまでも毎月コツコツやっていれば、こんなことにはならないのに…と思う季節がやってまいりました! もちろん今年も事務作業に追われています。確定申告。正しいことをいう大人は嫌いだ(負け惜しみと現実逃避)。

          この記事で支社長F氏が言っている「クライアントと調整しない代理店」に出会って、案件進行が迷走中。ワタシが前面に出ると、どうしても角が立つんだよなぁ。ここは一発、最近教わった魔法の呪文を使うときがきたのかも! https://note.com/kojiman1223/n/n26f100559474#b6b5419a-91da-48f3-ac73-e127aad2b8a0

          この記事で支社長F氏が言っている「クライアントと調整しない代理店」に出会って、案件進行が迷走中。ワタシが前面に出ると、どうしても角が立つんだよなぁ。ここは一発、最近教わった魔法の呪文を使うときがきたのかも! https://note.com/kojiman1223/n/n26f100559474#b6b5419a-91da-48f3-ac73-e127aad2b8a0