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ドラマ『妻と飛んだ特攻兵』を見て、人生の意味を問い直した
皆さん、今年の夏は何をしますか?いや〜、別に〜って、せっかくの人生なのに、もったいない。昔の夏もきっと暑かった。そして、今も夏は暑い。ニッポンの夏を満喫するには、縁側でスイカを食べながら、花火とかがいいですね。浴衣を着て、クーラーもつけないで、家族で夕涼み。憧れる!そんな日本はどこへ行ってしまったのかな〜。そもそも私の日本の家には、すでに縁側なるものはないし〜。
さて、今日は暇だったので、ちょっと映画でもってアマゾンプライムを覗いていたら、夏にふさわしい映画を発見。実際にあったお話をもとに作成されたもので、中国の満州国での特攻隊の士官のお話。
日ソ不可侵条約を破り、日本へ侵攻。当然ソ連は、満州国へも侵攻したわけで、その時の悲惨さ、そして、戦争の不条理さを教えてくれた作品でした。タイトル通り、奥さんを特攻機に乗せて、ソ連の戦車部隊へ無謀にも突っ込んでいくという話。ネタバレにならない程度に書くとね、特攻隊を支えていた女性たちが気丈な日本人女性を描き出していて、なんとも切なくもあり、勇気づけられた。
優しさの中にも、芯を持ったその満州へ渡っていった女性たち。そして軍人の妻としての心得。命というもののはかなさとその使い方。それは、本当に言葉にならないし、全てをドラマでは語ってはいないけれど、何か共感するものがある。
その日本の敗戦から80年の時を経て、再び同じような状況に近づきつつある作今。諸先輩たちの思いを背負っているはずの今の日本人は既にその思いを忘れている。歴史は繰り返すのか?それが、今、問われていることなのではないか。そして、せっかく生まれてきたのだから、その命をどう輝かせるのか?
最近はね、不謹慎だけど、どうせ来る大波ならば、早く来てほしい。そう思っている。そうでもしないと、地球人の命の輝きが出ないのではないかと思うことさえある。外圧あって、命を輝かせる。もう、それくらい日本人は鈍感になっている気がするんです。どんな悲しい出来事があっても、命あるものは、再び立ち上がって、前に向かって歩き出す。そんなビジョンが頭を離れない。