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【入社8年目、2度目の産休】前回復帰からの怒涛の3年間を振り返る💭

気付けば前回noteを更新したのが、4年前の前回産休中のことになっていました…。名古屋のIT系企業で、直近では人事(新卒採用)をしていましたこじまと申します。

第一子を出産後、2021年2月に職場復帰してから約3年ほど。嬉しいことに第二子に恵まれて、この5月から2度目の産休をいただいています。
ちょうど結婚記念日やGWが重なり、まずは家族との時間をたっぷり過ごす産休のスタートとなりました😌

4年前に生まれた息子もこんなに大きくなりました(yogiboで溶けている様子)

この3年間は自分にとって、とても濃密で充実した時間を過ごさせていただいたと改めて思っています。
子育てと両立するため時短勤務をしながら、にも関わらずたくさんの挑戦をする機会をいただき、その分失敗や学びも多くありました。

この経験をもとに、まさにこれから会社の採用活動の成功に向けて色々と還元していかなければ…!という矢先での産休となり、自分としてはとても心苦しい(これからの1年間だけでもやりたいことがたくさんあったのに!!)気持ちではありますが
今の自分にできることはこの3年間で得た経験を復帰後に活かすため、財産として残しておくことかなと思い、久々にnoteを開きました。

思えばこれまでは日々を全力で過ごすのに精一杯で、今の自分が置かれた状況ややるべきこと、やりたいことなどをじっくり見つめることもできていませんでした(子育てしながらインプット・アウトプットがしっかりできている方々、本当に尊敬します。。)

結局今になって振り返ることとはなりましたが、ゆっくり時間が取れるのも産休中ならではだろうということで書きしたためてみました。
大変長いですが、よろしければお付き合いくださいませ🙇‍♀️



前回の育休明け〜これまでのタイムライン

まずこの3年間をどう過ごしてきたのかざっくり書くと、こんな感じ。
最初の1年はマーケティング(Webメディア運営)、後半2年は新卒採用に携わっておりました。

2021年2月:育休明け復帰
・元いたマーケティングチームで、メディア記事執筆・発注対応などに取り組んだ1年間。
・初めての育児との両立ということもあり、かなり仕事面では配慮していただいた(本当に本当にありがとうございました)。ただ、本当に淡々と仕事をこなしていく日々…

2022年4月:人事へ異動、23卒採用にも途中から参画
・採用マーケ(新卒)強化のため、異動の打診をいただき人事へ。
・採用戦略や認知拡大施策がメインと思いきや、、、波乱の幕開けでした。

2022年10月〜:24卒採用活動スタート
・通しで採用に携わった初めての採用年度。
・去年までの採用活動も具体的に分からない、かつ新卒採用そのものが大きく変化している状況化で、何もかもてんやわんや
・採用関連のサービスを片っ端から調べ、営業電話も基本断らず、とにかくインプットする年でした。

2023年6月〜:25卒採用活動スタート
・前年度の反省をもとに、24卒と並走して25卒採用が早々にスタート
・出だしは好調!ただそれを活かし切る採用活動に繋げられたかは…?

2023年10月:第二子妊娠が発覚
・24卒の内定式も無事終わりほっとしたのも束の間、25卒採用(インターンシップ期)真っ只中で妊娠判明。
・1人目同様悪阻に苦しみ、あっという間に迫る産休に向けて必死に引き継ぎ準備。

2024年5月:産休突入
・初めて最初から関わった24卒の入社を見届け、なんとか採用関連の業務も後任に引き継いで、お休みへ。

復帰後、マーケで過ごした1年間

第一子の産休育休前はマーケティングチームに所属し、SEM(リスティング広告運用)や社内開発案件のディレクション、企画業務等に主に携わっていました。

新卒で同社に入社してから、マーケとは?施策の考え方・企画の作り方とは?といった基本のキをひたすら学びまくる時間を過ごし、少しずつ規模の大きな業務にも取り組むようになったタイミングで結婚・1人目を出産。
周りに比べるとやや早いライフステージの変化で不安も大きかったですが、ありがたいことに会社の皆さんも温かく見守って支えてくださり、無事に元いたマーケティングチームに復帰して再度仕事に取り組み始めることができました。

(↑1人目の産休に入った時のnote。やりたいことをたくさん書いてましたが、初めての0歳育児をしながら取り組むにはハード過ぎました…そりゃそうか…)


復帰後は「急な休みや早退などにも対応しやすいように」と配慮していただき、自社で運営していたWebメディアの記事執筆や編集、発注などの業務を主に任せていただくことになりました。

まだ立ち上がったばかりのメディアということもあり、まずは規模を大きくしていくために自分に何ができるだろう?と考えながら比較的自由に取り組ませていただけましたし、
文章を書くことも苦ではなかったので楽しんでお仕事をしていました。

(↑人事に異動する前に書いた、メディア運営に携わった1年間を振り返る会社blog)


マーケ→人事に異動する時に考えていたこと

ではなぜマーケから人事に異動することになったのか?というと、そもそものきっかけは会社から異動しないかと打診をいただいたことでした。

メディア運営も大事な仕事と捉えていましたし、当社のメイン事業の集客に間接的に関わるものだったのでやりがいはもちろんありましたが、
比較的単調で黙々と1人でこなす業務にだんだんと物足りなさも感じるようになっていました(とっても欲張りですね。。)

そんな中で「新卒採用を強化していくために、採用マーケをやってみない?」といった話をいただき、子育てと両立できるのか・自分に採用なんて責任重大なものが扱えるのか…という不安はもちろんありつつ、
私にできることがあるなら!ととりあえず飛び込んでみることにしました。


私個人としては、採用活動という会社の根幹・基盤を支える仕事に今後新たに関われるチャンスは決して多くないはず(ましてや上場企業で!)と思い、この機会を逃す手はないなと思ったのが第一の理由でした。
もともと新卒向けの会社説明会や採用動画などに度々協力した経験もあり、微力ながらも自分の行動が採用に繋がるならいいなという気持ちがあったことも、異動を受け入れた理由の一つだったかなと思います。

私はどちらかというと与えられた責任・役割に対してやる気を出すタイプでもあるので、
人事(新卒採用)という責任重大な仕事を提示されたこと、それも育休明けで時短勤務をしながらにも関わらず打診していただけたという自分への期待に対してモチベーションを感じ、割と即決に近い形で異動を承諾しました。


人事に異動して、最初にぶち当たった壁

そんなわけで人事となったのですが、まず異動したタイミングが23卒採用活動真っ只中の2022年4月ととっっっっても忙しい時期でした。

そもそも新卒採用の活動スケジュールや内容、それまでの内定者の状況、どんな媒体を使って何をしているのかなど全てまったく知らない状態からのスタートだったにも関わらず、
とりあえず実施中の説明会を一緒になってこなしたり、候補者への連絡を取ったりといった業務から入ったのを今でも覚えています。

なぜ全体感を掴む前に細かな業務から入ったかというと、間の悪いことに異動したタイミングで前任の人事がまもなく会社を離れることが決まり、とにかくつつがなく採用活動を行うために必須の業務を急いで引き継いでいかなくてはならなかったから。
当初は採用マーケという領域に特化して取り組むと思っていただけに、最初からガッツリと採用の実務に関わることになろうとは思ってもみませんでした(もちろん全く現場を知らないまま採用マーケだけやるつもりではなかったですが、とはいえいきなり!?という印象でした。)

自分なりに必死に真剣にやってはいたのですが、採用活動途中での担当者の入れ替わりが与えた影響はやはり小さくなく、一時はあれだけいたはずの内定者の辞退が相次ぎ、このままでは入社ゼロになるのでは…というほどの危機に陥りました。
いくら未経験で異動してたった1、2ヶ月とはいえ、そんな状況になってしまった責任を感じずにはいられず、正直人事として仕事をした中で最も精神的にしんどかったのはこの時だったのでは?と今でも思います。

その後6月、7月と立て直しを図りなんとか採用活動は終了したものの、
会社(当社)にとって新卒採用がどれだけ重視されていて、どれだけ責任が重くのしかかるものなのか、改めて認識することになる幕開けとなりました。

まさか異動と同時に前任がいなくなるなんて思いもしなかったので、当時の気持ちとしてはいいように嵌められた…!?なんて一瞬思ったりもしました😂笑

今思えばよく投げ出さなかったなと思いますが、一晩でモヤモヤとしたいろんな理不尽さや怒り(に近い感情的な気持ち)を消化して
「それでも今はできることをやるっきゃない、やり切ってから今後のことを考えても遅くない」と切り替えた自分のことを本当に褒めてあげたいです。


試行錯誤しながら新卒採用に携わった2年間

その後は24卒採用が始まり、採用活動の頭から終わりまでを通しで初めて経験することとなります。

まずは前年度の資料などを参考に踏襲しながら進めていったのですが、近年の新卒採用の状況は「例年通り」ではいかない目まぐるしい変化の真っ最中で、そもそもの流れを知らない私(と新生人事メンバー)は最適な採用活動のリズムや進め方を掴むのにかなり苦戦しました。

どうやって母集団を集めていくのか?どんなスケジュールで活動していくのか?どんな媒体があり、何を使うべきなのか?といった手法面での知識はもちろん、
そもそも今の学生たちが就活で求める・重視していることは何なのか?何が最終的な決め手になるのか?入社先に選んでもらうために当社がすべきことは?といった採用に対する考え方のアップデートも同時に行う必要があり、
一つずつインプット・アウトプットしながら採用活動の施策に取り入れては改善を重ね、現在に至ります。

正直これまでの2年間の経験を経て、ようやくこれまでの採用活動の基本と今後求められる新しい動き方が見えてきた、という感じなので
私がこれまで取り組んだ中で自信を持って「成功」と言えるような施策はまだ無いなと思っています。大変残念ながら…
そしてこれから26卒採用が始まろうという、過去の知見を総動員して採用に取り組みたい時期にお休みに入ってしまうことだけが心残りでもあります🥲


「自分に足りていない力」「身につけるべき力」を思い知る3年間だった

1度目の育休から復帰してからの3年間は、社会人としては5〜8年目と、バリバリの若手とは決して言い切れない「中堅として若手を引っ張る立場に移行していく(べき)」時期かなと思っています。
けれども求められる責任の重さが全く違う立場になってみて初めて「自分、まだまだだな…」と気づく場面も多く、今更ながら初心に立ち返って自分が学んでばかりの3年間でもありました。

今の自分に足りていないなと思うことはたくさんあるのですが、例えば簡単に書き出すだけでも

  • 営業力(特に内定者コミュニケーション)

  • 面接力(面接官としての見極め・コミュニケーション方法)

  • 人事制度に対する理解(そもそもの知識不足)

  • 会社全体・事業・経営に関する理解や視座(入社後の人材活躍に向けた必要知識)

  • 深い思考力とスピード感の両立(採用に関わる経営陣への提案・渡り合うために必要な力として)

などがパッと思いつく程度には、溢れるように出てきます…

ただ、遅かれ早かれ「今の自分に足りていない力・身につけるべき力に気付くことができた」という点は、この3年間で最も大きい成果だったとも言えるのかな、と思います。
純粋に学ぶ必要があることも、実践を積むことでしか得られないこともありますが、今回の産休・育休の後でまた人事としてスムーズに復帰できるようにできることは今のうちからやっておきたいな、と思っています。


これからの産休・育休期間をどう過ごすか

残り1ヶ月ほどの産休期間と、これから始まる育休期間、もちろん最優先は育児の予定ですが
わずかな時間でも自分にできることとして、今はこんなことができたらと考えています。(1人目の時はそんな余裕なかったけど、今度はできるだろうか…)

  • 「0秒思考」で思考力と瞬発力を鍛える
    私が最も弱いことの一つが「アウトプットの遅さ」、1人で悩みすぎる節があるのを少しでも変えたいと思い、実はこれはすでに始めています✍️

  • 積読の消化
    特に採用関連、また自分自身のスキルアップのために読みたいなと思いつつ溜まっていた本を消化中です。他にもおすすめの本がありましたらぜひ教えてください🙇‍♀️
    ちなみに今はこんな本を読んでいます↓

  • 候補者コミュニケーションに活かせそうな知識を習得
    これまでは「自分自身が新卒入社」という点を推して、実体験に基づく候補者コミュニケーションを取ってきましたが
    これからはより広い知識も身につけた上で活用できればと思っています。

    • キャリアコンサルタント資格の勉強をしてみる

    • ストレングスファインダーを学んでみる


どこまでできるかはさておき、「こんなことやってみたい!」というのが次々に出てくるのは自分の長所かなと思います。(ぜひきちんと有言実行したいところ…!)

次にnoteを更新するときには何かしら達成できているように、悔いのない産休育休が過ごせるように、これからの日々も大切に過ごせたらと思います。
今度の更新がまた数年後とならないよう頑張ります!笑

ではまた。 


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