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次男目線で世界をみてみる
いつもは強気の2才次男も、5才長男が一緒でないとおとなしくなります。
生まれもった性格と、生まれたあとの環境でつくられる性格。
もし次男が一番先に生まれていたら、もし長男が2番目に生まれていたら。
その立ち位置によって性格も変化していたでしょう。
その子の今の行動だけを見て、『この子はこういう子』と決めつけない。
大人になってからだって、環境によって考えや行動は変わりますもんね。
子育ても人間関係も決めつけせず、柔軟な見方が必要です。
普段は長男とのふりな争いにもかかんに挑み、長男を泣かせるまで暴れつづける強気の次男。
長男も次男の反撃がこわくて手をだせない状況です。
どちらかというと長男がすぐ助けを求め、「もっと戦ってこい」と言いたくなるような兄弟げんか。
そのあさましい姿が次男の姿だと思い込んでいました。
しかし次男1人で公園へつれて行くと、自分より小さい子にも人見しりし、遠慮しがちに遊ぶ様子。
その姿をみて、このおとなしい姿も次男の一面なんだという発見がありました。
思えば長男が2才のときは長男ばかりを見ていました。
あたりまえですが、今は何をやっても次男は長男より上手にできません。
親も無意識に話の通じる長男ばかりに注目し、話しかけていました。
「見てみて!」と得意げに縄跳びをする長男を、うらやましそうに眺める次男。
長男のおはしを使って、半分こぼしながら必死に食事しようとする次男。
わざとお風呂あがりに全裸で笑いをとる次男。
親が「もー、やめてーー!!」って思う時間も、次男にとっては自分をアピールする大切な時間。
次男の行動にイラっとした時は、反対にぎゅって抱きしめるタイミングなのかもしれません。
やりたいけどできない。
それをたやすくやりとげる存在が近くにいる。
一番近い勝てないライバル。
そしてきっと大好きな兄。
そんな思いも一緒に、親もときどき次男目線になって世界を見てみましょう。