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「子どもの自己肯定感を育みたい」とか言いながら怒鳴ってしまったあなたへ
子どもを怒鳴りたいわけじゃない。
いつでも余裕をもって感情に流されないお母さんでいたいのに、日常のストレスも子どもにぶつけて自己嫌悪。
あなたの葛藤、子どもはしっかり受け取っています。
イライラしてしまうのは、自分を認めきれていないから。
次、怒鳴りそうになったら、気持ちをそのままぶつけてみましょう。
自己嫌悪におちいっているなら大丈夫、親の感情に子どもは驚くほど敏感
思い通りに動いてくれない子どもの態度が引きがねで、子どもを怒鳴ってしまったり、傷つくような言葉を選んで動かそうとした。
子どもへのイライラだけではなく、途中から会社や家庭へのイライラも子どもへの攻撃につながってしまった。
子どもに対してだからあんなに強く言えた。
頭では最悪の行為だと理解していても、感情がおさえられなくて自分を責めている。
そんなどうしようもない気持ち、よくわかります。
その気持ち、子どもにちゃんと伝わっています。
子どもの成長段階にもよりますが、子どもは親の感情に驚くほど敏感です。
親が自分の為にしかってくれているのか、親自身の欲求をかなえるためなのか。
親自身の感情を発散させるために怒っているのか。
それを親が後悔しているのか。
感じ取っています。
そして親は悪くないという無意識の前提条件のもとで、受け入れています。
だから、あなたが今自己嫌悪におちいっている時点で、子どもにも伝わっているのです。
子どもを大事にしたい。でも親自身の感情がおさえられなくて後悔している。
その気持ちは言葉や行動にあらわれ、子どもは察知します。
そうやって少しづつ少しづつ、自分を許しながら改善していけばいいのです。
自分を責めたら改善しよう、弱い子どもに甘えすぎは禁物
怒鳴ってしまって自己嫌悪におちいったら、少しづつ改善しましょう。
子どもの「親は悪くない」という無意識の前提条件は、ときに子どもを追い込みます。
親が悪くないのなら、悪いのは子ども自身になってしまうからです。
親が感情を抑えられなかった。そんな時はしょうがない。
でも次、怒鳴りそうになったら
鼻が痛くなるくらい息をすってから行動しよう、とか。
言葉を発する前にその破壊力を想像してみよう、とか。
泣き声がかんにさわるのなら、耳栓を導入しよう、とか。
あなたなりの解決策を探していきましょう。
親を受け入れているといっても、子どもはまだ弱いのです。
子どもにイライラをぶつける行為は子どもへの甘え。
あなたが子どもに甘えすぎると、子どもは壊れます。
イライラは自分で自分を認められていない証拠
あなたのイライラはどこからきているのでしょう。
会社で評価されない。
↓
会社で評価されたいのは、他人の評価が自分の価値だと思っていませんか?
他人の評価にたより続けていると、いつまでもさらに上の評価を求め、自分に価値を感じることはできません。
ワンオペ育児で自分ばかりが頑張っている。
↓
ワンオペ育児を頑張るのは夫の為?子どもの為?
「あなた自身が子どもを愛している。だからやっているんだ。」に考え方を変えればイライラしません。
あなたのイライラは自分で自分を認められていない。
他人軸の発想からくるものではないでしょうか。
あなたはあなたを受け入れる。
あなたはあなたの為に行動する。
他人の評価も、行動もあなたの価値に関係ない。
そう思えた人はどっしり強くなります。
一歩引いて観察→それでもダメなら怒りではなく相談でぶつける
私たちは社会の中で、周りに歩調を合わせ、他人の評価を気にしながら生きてきました。
そしてそれが良しとされてきました。
その環境にどっぷりつかってきたなら、自分軸で自身を認めるのは簡単なことではありません。
急には変われなくても、少しづつでも自分を受け入れていきましょう。
その間、次また子どもに感情を不本意にぶつけそうになったら、子どもに怒りではなく相談をぶつけてみるのはいかがでしょう?
「何度も言っているのに、どうしたらやってくれるのかな?」
「返事もしないってことは伝わっていないっていう事?」
「お母さんの伝え方が悪かったのかな?」
「○○ちゃんのこと大好きだから、大事に思っているからこんなに怒鳴りたくないのにお母さんは悲しいよ。」
「これは○○ちゃんにとって大切なことだと思うからやってほしい」
「○○ちゃんは大切なことだと思ってないのかな?」
「もうどうしていいかわからないよ」
「お母さんは今日とっても疲れていて、やさしく言いたくてもできないんだ。」
「○○ちゃんはどう思っているのか聞かせてほしい」
「どうしたらいいのか、一緒に考えよう」
怒鳴りそうになったら、怒鳴りながら相談する。
親のあなたを主語にして、あなたの気持ちをさらけ出す。
やさしくできない、イライラしてしまう背景も説明する。
あなたが気持ちをさらけ出せば、子どもも素直に考えます。
親だからって正しくなくてもいいのです。
親だからって弱くてもいいのです。
かっこつけずに、あなたが一歩踏み出せば子どもも一歩踏み出します。
子どもはきっとそれを待っていると思うのです。