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過去の物語を手放して 今の環境を変えたら 想像もつかない未来が始まった

「自分は何をやってもダメなんだ」「自分は他人より劣っている」
そう思い込んでいた過去の私に、今ならこう伝えられます。
「その物語はあなたを縛るものじゃないよ」と。

過去の出来事にずっと縛られていた私が、環境を変えることで新しい未来を紡ぎ始めた体験をお話しします。

過去の自分:自信を失い、自分の思い込みに縛られていた物語


私は幼い頃、父を病気で亡くしました。
この悲しい出来事が私に「父の病気を治せる医師になりたい」という夢を与えましたが、それと同時に、自分の生活にも大きな影響を与えました。

転校先の小学校では友達とうまくなじめず、いじめを受けたことで、自分に自信を持てなくなっていきました。
また、母子家庭のため経済的にも厳しくなり、欲しいものを欲しいとも言えず、お小遣いも自分から「いらない」と断りました。

その後、大学受験では医学部に合格することができず、医師になる夢を諦めることになりました。
就職してからは製薬会社で医薬情報担当者として働きましたが、医師への劣等感が強く、アポイントを取って医師に面会することは私にとって恐怖でした。営業職として成果を出せない自分に、さらに自信を失いました。

「自分は何をやってもダメなんだ」「自分は他人より劣っている」
そんな思いが、私を深く縛り続けていました。

心理学との出会いと「自分を縛る物語」への気づき


このままではいけないと思い、私は心理学を学び始めました。
とにかく自分を変えたかった。自信の持てない自分と決別して、新しい自分になりたかったのです。

心理学、自己受容や自己実現について学ぶオンラインコミュニティで2年間に渡って知見を深め、「ありのままの自分を受け入れること」の重要性を学びました。
それまでは「理想の自分にならなければ意味がない」と自分を追い詰めていましたが、「そのままの自分を大切にしていい」という考え方に救われました。

さらに、ナラティヴ・セラピーという心理療法を学ぶ中で、私が過去の出来事をどのように「物語化」しているのかに気づきました。
父を亡くしたこと、いじめを受けたこと、貧乏だったこと、大学受験の失敗、仕事での挫折。
それらを積み重ねて作られた「私は何をやっても上手くいかない」という物語が、現在の私を縛っていたのです。

ナラティヴ・セラピーの学びは、私に「過去の出来事そのものが自分を縛るわけではない」という気づきを与えてくれました。
「自分の物語を手放すためには、新しい解釈と、新しい環境が必要だ」と感じるようになったのです。

環境を変える決断


そんな中、私は友人に誘われて、AIについて学ぶオンラインコミュニティのセミナーに参加しました。
そして、そのセミナーの中でまさに「環境が大事」という言葉に出会ったのです。

そのメッセージに強く背中を押され、私は環境を変えることで新しいストーリーを紡いでみたいと思うようになりました。
「AIなんて自分には無理かもしれない」という不安もありましたが、「環境を変えたらどんな未来が待っているだろう?」という期待とともに、私は一歩を踏み出しました。

AIとの出会いとワクワクを形にする楽しさ


AIの学びは、私にとって全く新しい世界でした。
生成AIに入力する指示文や、画像や動画の作り方も知らなかった中で、初めてショート動画を作り、それをSNSに投稿したときの達成感と喜びは想像以上のものでした。
それは、これまで感じたことのない「ワクワク」を私に与えてくれました。

そこから、私はAIを通じてクリエイティブな活動を楽しむようになりました。
新しい発見や達成感が次々と私を待っていて、「もっと学びたい」「もっと挑戦したい」という気持ちが自然と湧き上がりました。

想像もつかなかった未来へ


AIコミュニティに積極的に参加する中で、私は自分の変化を少しずつ実感するようになりました。
6000名以上の会員のいるコミュニティのウェブセミナーで自分の学びを発表する機会をいただいたり、動画制作サークルのとりまとめ役を自ら進んでするようになったのです。
かつての私では想像もつかなかった未来でした。

過去の自分が信じ込んでいた「自分は何をやってもダメなんだ」という物語は、もう私を縛っていません。
環境を変え、新しいストーリーを紡ぎ出す中で、私は「自分のワクワクに素直に向き合うことが未来を切り開く鍵だ」と実感しています。

あなたへのメッセージ


この記事を読んでいるあなたも、もしかすると過去の出来事や思い込み、自分が作り出した物語に縛られていると感じているかもしれません。
でも、その物語は「手放す」ことができます。
そして、新しいストーリーは、自分で紡ぐことができるのです。

環境を変える勇気を持ち、ワクワクする方向に一歩踏み出してみてください。
きっと、あなたにも想像もつかなかった未来がそこに待っています。

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