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中国の学生が人工衛星打ち上げに成功

学生だけで人工衛星打ち上げに成功、という「えっ!」と声を出してしまうニュースが流れました。

要は、
武漢大学のリモートセンシング学科の学生たち50名が、2年間かけて超小型衛星を開発し、このたび無事打ち上げに成功した、
という話です。

学生だけ、というのがなかなかすごいですね。武漢大学は、下記ランキングで50位内に入っている、アジアのなかでも有名な総合大学です。(に限らず上位は中国が多いです)

以前Noteでも投稿したとおり、既に中国は世界最大のロケット打ち上げ国になりました。
今回の報道をみるに、人材開発にも力を入れている、または来たからこその業績なのかもしれません。

ところで、衛星開発は、ハードウェア・ソフトウェア、そして物理・数学・材料工学といった科学技術を総動員するまさに総合格闘技と思います。

なにより、自分たちで開発したものが宇宙に飛ぶというのは、とてもモチベーションが湧くので、教育効果も高いですね。

中国に限らず、日本でも最近宇宙を若いころから学べる場が公式にも増えている気がするので、1宇宙ファンとしてはうれしいトレンドです☺

さて、今回は大学のリモートセンシング学科なので、ある意味専門性を有した集団ですが、非専門集団でも近い試みを行っている国内の団体がいます。

2つほど紹介してみたいと思います。

1.リーマンサットプログラム

「サラリーマンのサラリーマンによるサラリーマンのための民間宇宙開発」として立ち上がりました。

なんと既に2018年に初打ち上げに成功しています。(当時の記事)

下記に設立経緯ストーリーがありますが、「新橋の居酒屋」というのが・・・しぶいますね。(ただ、令和の時代、サラリーマンという呼称も変わるのかしら? もちろん女性メンバもいらっしゃいます)

リーマンサットプログラム Vison
出所:公式HP(http://www.rymansat.com/about)

リーマンサットプログラムのさらなる進化に期待したいです。

2.コスモ女子

こちらも尖っていてとても面白いです。私も以前にイベントに参加させていただき、その志の高さと、何よりも前向きで明るい姿勢に感動しました。

現時点では2023年に打ち上げ予定とのことで、上記公式サイトにも記載している各メディアを使って、積極的に発信しています。

また、完全男子禁制というわけでなく、男性でも間接的なご支援はできるらしいので、ぜひ関心を持った方は上記公式サイトから問い合わせてみてください。

なんといいますか、こういった多様な活動を見てると、本当に素晴らしい時代になりつつあると感じます。
そしてこれからは、そういった多様性を受け入れる社会・個人の在り方が求められていくのでしょうね。

やることやったら、あとは流れ星に願いを託しましょう🌠

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