【らかんの湯】「3年連続日本一サウナ」光のアートと極上サウナ体験!
サウナシュランというのはご存じですか?
全国のサウナ施設をランキングするサウナ界のミュシュランなのですが、その「SAUNACHELIN(サウナシュラン)で3年連続日本一に輝いた佐賀県の「らかんの湯」に行ってきました。
テレ東ドラマ「サ道」でみた時からずーと行きたかったのでやっと念願かないました。
その場所はチームラボがコラボしている佐賀県武雄温泉の「御船山楽園ホテル」内にあります。
御船山ホテル ロビーは異空間!
御船山ホテルは、江戸時代の武雄領主・鍋島茂義が作り上げた50万平米(15万坪)もの敷地からなる壮大な池泉回遊式庭園の中にあります。
まるで水墨画の世界のような御船山の断崖に圧倒されつつエントランスへ。
ロビーに足を踏み入れると、突如、沢山のランプに囲まれた異空間が。
ランプは人の動きに連動して輝き方が変わります。
受付することを忘れて、しばらく見惚れていました。
これは「チームラボ」が手掛けるアートで、年間を通じて楽しむことができるそうです。
ウエルカムドリンクを飲みながら、アート作品を眺めていました。
受付を済ませ、お部屋で浴衣に着替え、さっそくお目当てのサウナへ!
サウナシュラン3年連続日本一「らかんの湯」
日本一のサウナは、大浴場「らかんの湯」にあります。
らかんの湯のサウナは、自分で自由にロウリュ(サウナストーンに水をかけて熱い蒸気を発生させ、室内の温度を一気に上げて発汗を促すこと)ができる「セルフロウリュ」スタイル。
男女でコンセプトが異なりそれぞれ楽しみ方が違います。
透明で柔らかな湯ざわりの武雄温泉は約1300年の歴史を誇ります。
弱アルカリ性単純温泉で、保湿性に優れ、美肌をつくる泉質です。
お肌と体を整えながら、御船山の大自然と青空に囲まれ、ゆっくりとした時間を楽しめることができます。
高級スパのような女性用大浴場サウナ
女性用サウナは2020年7月にリニューアルされたばかり。
「サウナ=おじさん」のイメージとはかけ離れていて、高級スパのよう。
真っ白な女性用メディテーションサウナ
サウナ室は白を基調とした不思議な空間。日中は天井の丸い窓から自然光が降り注ぎます。
まるでかまくらの中にいる様な純白な空間。
サウナの温度は80度。熱すぎず心地いい温度。
そして、このサウナでは「カクテルロウリュ」を楽しむことができます。
アロマ水を凍らせたホール「キューゲル」をサウナストーンの上に乗せて数分待つと、室内がアロマのいい香りに包まれます。
キューゲルはミカン、バラ、ヒバ、ミントの4種類。
1つずつ楽しんだり、数種類を一気にサウナストーブ上に乗せて様々な香りにしたり。
そして、外国のお風呂のようなタイルが敷き詰められた水風呂へ。
喫茶スペースでスイーツ食べ放題
森林浴で休憩後は喫茶スペースへ。
様々なフレーバーディ、温かいほうじ茶、デドックスウォーターのドリンクの他に、自家製プリンや水ようかん、ドライフルーツなどがあり、座ってゆっくりスィーツやドリンクで休憩ができます。
その奥のウッディな階段を上がっていくと
3年連続サウナシュラン日本一のサウナが!
セルフロウリュを楽しめるメディテーションサウナ
御船山の天然水と佐賀県うるし野産のほうじ茶をサウナストーンにかけてセルフロウリュを楽しむことができます。
ほうじ茶をかけると少し焦げたような香ばしい茶の香りが広がり、アロマによるリラックス効果を高めてくれます。
水風呂は武雄温泉の源泉を17度まで冷却したお水を使用しているそうです。ロウリュサウナは男性用女性用両方で入ることができます。
お風呂をでて、佐賀県の棚田のご飯や、地産地消のお肉や野菜でお腹がいっぱいになった後はチームラボ作品鑑賞へ。
肝試しかと思う体験 チームラボ 「かみさまがすまう森」
ホテルの庭園を軽く散歩するぐらいかと、浴衣とスニーカーで行ったら大変な目にあいました(笑)
スタートは最近発見された両壁が崩れている地下道。
真っ暗な地下道の入り口は風もないのに、一反木綿のようなのれんがゆらゆら揺れています。。。
暗黒の地下道を妹と「怖いよ~」と言いながら走りぬけると、廃墟になった湯屋に住む生き物たち。
すごい世界が広がっていました。
湯屋をぬけて、江戸後期に50万平米の敷地に作られた、御船山楽園の森に点在する、30あまりのプロジェクションマッピングの作品を見に行きたいのですが、森の中が暗すぎて、手元の案内地図がみえません・・・
携帯の光で、木の根っこをつかんだり、石の階段をジャンプしながら、ようやくだとりついた1作品目。
のちに奈良の大仏にかかわった行基が約1300年前に掘ったとされる五百羅漢の洞窟が!
沢山の仏様が暗闇の中で、グレーのライトの作品になっていて、“怖すぎます!”。
その場にいらしたスタッフの方に聞くと、最低でも滝と池の作品は見て行ってくださいと言われ、また真っ暗なけもの道を携帯のライトをたよりに進みました。
樹齢3000年以上の木が存在する森に入りこみ、どこにいるのか、何時なのかわからないまま、歩き回っているうちに、だんだんいつの時代にいるのかわからない時空を超えた不思議な感覚を体験しました。
チームラボのデジタルアートの世界 すごいです。
妹が一緒だったのでまだ心強かったのですが、一人では絶対にできない体験でした。
そんな森を浴衣で歩いた私たちは、汗だくでボロボロになって、お宿にたどり着きました。
そんな運動の後のお風呂は格別に気持ちよかったです。
男性用は2階建ての絶景展望
次の日の朝は男性用のお風呂と交換され、女性用とは異なり、広々とした露天風呂に入ることができます。
2階建ての休憩室があり、座りごごちのよい椅子で絶景を眺めながら、プリンや一口羊羹のスィーツを食べたり、ドリンクを飲んだり、サウナにはいったり、チェックアウトまで十分にリラックスできます。
平日にもかかわらず、女性が一人で静かにサウナを楽しんでいました。
「らかんの湯」は4名以上のグループ、中学生以下のお子様は不可。
日帰り入浴の人数も男女各10名まで制限させているので、静かな中で本当にゆっくりできます。
アメニティはメイク落とし、シャンプー、リンス、ボディソープ、化粧水すべて、MARKS&WEB。
ソロ女子も大満足するサウナです。
朝の庭園の散歩も気持ちがいいです。
昨晩のけもの道はここだったのね と確認しながら歩くのもまた楽しいです。
博多からハウステンボス行きの特急で1時間。武雄温泉駅からタクシーで5分。
8時の羽田発の飛行機にのり、福岡空港に10時着。
太宰府天満宮でランチした後、15時半にホテルに到着しました。
通常は14時半からチェックインができます。
お宿のお迎えの運転手さんは
東京からお客様がいっぱいいらっしゃいますと
おっしゃっていました。
クーラーで体が冷えている方へ
この酷暑でクーラーによって、体が冷えしまい、謎の不調、例えば頭痛、不眠、食欲不振、肩こりなどにお困りの方は、東京近郊でも素敵なサウナが増えていますので、体を温めて血の巡りをよくすると、不調が改善されるかもです。
体が整うと気持ちいいですよ。
ご飯も美味しいし、よく眠れます。
コジエリブログもやっています!
よろしければブログにも遊びにきてくださいね