溜まった毒素を断食でお掃除して体と肌を蘇らせる
在宅で体重が増えてしまったとか、肌にできものや、くすみがある、体が重い、疲れがとれないといった不調。それは知らぬ間に体内に蓄積した”毒素”が深くかかわっているかもです。
体内の大掃除ができる断食=ファスティング。
断食って何?とか、やってみたいけど自信がないという方に”ゆる断食”の方法をお伝えします。
内臓本来の機能を取り戻すことが目的
断食=ファスティングとは、一定期間固形物を口にしないことです。食事制限によるダイエット法のひとつと勘違いされがちですが、本来はデドックスが目的。
体に溜まった不要なものを一掃する結果として、健康的に痩せられたり、体や肌の調子が整ったりします。
不要なものが蓄積する原因は、食生活。
1日3食に加え、間食などで、消化器官は絶えず働いています。また、食品添加物がふくまれた食べ物が増えたことで、解毒と行う肝臓や腎臓もフル稼働。
そのような生活を続ければ、加齢とともに臓器の働きは鈍ってきます。40歳以降になると、処理しきれない不要なものが排泄されずに少しずつ溜まり、さまざまな不調につながります。
体外に排出されなかった不要物は脂肪に蓄積されていきます。
そして、新陳代謝が落ちる、疲れが抜けないなどの症状に加え、肌荒れやくすみとして肌にも表れます。
断食は働きすぎの内臓を休め、もともと備わっている機能を引き出します。
断食で期待できる効果
期待できる効果として次のことが挙げられます。
1. 内臓が休まり疲れを溜めない体に
働き通しの消化器官や解毒に関わる肝臓・腎臓や休まる為、倦怠感などが解消される。
2. 不要な毒素を含む脂肪の燃焼を促す
摂取エネルギーを最小限に抑える為、毒素の塊といっても過言でない脂肪の燃焼が促進され、結果、体重減に。
3. しっとりもちもち肌を内側からサポート
毒素がきちんと排出されれば、吹き出物や肌のざらつき、キメの乱れといったトラブルの解消にもつながる
4. 食生活の改善
味覚がリセットされ、薄味でも満足するなど食の好みが変わる。
5. 質の良い睡眠で朝スッキリ
消化にエネルギーを使わなくてするため、体をしっかり休められ、朝がスッキリ目覚められる。
食べられないつらさを想像して躊躇しているあなたへ
口にしても消化する必要のない低分子の糖や栄養素が配合された酵素ドリンクなどを利用するといいです。
臓器は休んでいる状態ですが、しっかり栄養は得られているため、それほど空腹は感じません。しかも、最低限の糖分摂取量に抑えることで、蓄積した脂肪が分解されエネルギーに変わる為、なにより体が楽です。
さらに、脂肪が分解されたときに産生するケトン体という物質が、脳のα波を増やすことにより、リラックス感や心地よさ、爽快感をもたらしてくれます。
酵素ドリンクを使った断食のやり方
断食のやり方は色々ありますが、今回は酵素ドリンクを使うやり方をお伝えします。3つのステップに分かれます。
ステップ1 断食前の準備期間
ステップ2 断食日
ステップ3 断食後の回復期間
準備期間と回復期間は断食日と同じ日数にします。
ステップ1:断食前の準備期間3日間
“準備期間”
食生活が乱れがちな人ほど、いきなり断食を行うと体が驚き、かえって不調になってしまうことも。
それを予防するのが準備の3日間。
体に負担の少ない食事内容に変更して、断食に入る態勢を整えます。
朝食は軽め、夕食は20時まで。
和食中心の食事。
臓器に負担をかけやすいお酒やたばこはNGです。
ステップ2:断食日3日間
“断食期”に突入
水分と最低限の酵素ドリンクを摂取。そうすれば意外なほど、空腹は気になりません。適度な運動とマッサージをプラスしてデドックス効果をさらにアップ!
・酵素ドリンクを活用して欠かせない栄養を摂取
断食の目的は、働きすぎの臓器を休ませること。生きるために必要な栄養素は断食用の酵素ドリンクで摂取。
発酵により分子が細かくなっているため、臓器への負担がありません。
・普段より多めの水分を
普段の生活では飲み物に加え、食事からも水分を摂取しています。食事をしない断食中はいつも以上の水分摂取を心がけます。1日1.5ℓ~2ℓが目安。体を冷やすと内臓機能が落ちるので、常温か白湯が最適。
・ウオーキング&ストレッチで血流を促す
蓄積した老廃物を効率よく排出するには、下半身の筋力を効果的に使えるウォーキングが効果的。
ステップ3 断食後の回復期間3日間
徐々に戻す“回復期”
エネルギー補給を制限していた反動で、少しの栄養でも余すことなく吸収するのが断食後。
せっかく休めた臓器に負担をかけないためにも食生活が段階的に戻すことが大切です。
・断食明けは体に優しい重湯やおかゆを
断食後は食べたい気持ちがあっても、体がついていかないものです。
1日目の朝は重湯、昼夜はおかゆに。その後、やわらかい白米へと徐々に戻していきましょう。腹5~6分目が目安です。
・しばらくは油ものを避け、焼き物&煮物中心に
断食後3日間は食材はもちろん、調理法にも気をつけましょう。特に注意したいのは、油。
消化の負担が大きいので、最低限に留めることが大切です。おかずは焼き物や煮物を中心に。
9日間はムリという人は“ゆるファスティング”を
本格的な断食を実行する自信がないなら、週に1日程度行う“ゆるファスティング”がおすすめ。
固形物を控えるのは同じですが、自宅で作れる果物&野菜のスムージーや青汁などを食事に置き換えるだけです。
1日3食をスムージーに置き換え
材料はデドックス作用を持つリンゴ1個と人参1個をベースに、小松菜やブロッコリーの青物野菜と柑橘類をプラス。それぞれをザク切りにしてミキサーにかけるだけ。
体を冷やさないように常温で作ることがポイントです。
自宅で簡単 酵素ドリンクの作り方
市販の酵素ドリンクは添加物が含まれていたり、高価なものだったりします。
実は、自宅で、簡単に作ることができます。
砂糖と食材を1:1の割合にするだけ。
私は白砂糖ではなく、甜菜糖で作ります。
毎日かき混ぜていれば夏であれば1週間で出来上がり。
楽しくって、無農薬の梅やがんに効くという青パパイヤで作っていました。
私は手の常在菌が発酵を促すかなと思い、手でかき混ぜますが、気になる方はしゃもじで混ぜてもいいです。
加熱をしていないので、酵素や栄養をそのままとりこむことができます。
最後に
断食は、半日断食、葛断食、玄米断食、16時間断食、週2日断食、7日間断食など色々あります。
断食の目的と自分にあったやり方で異なります。
お子様、妊婦さん、ご老人には断食はおススメしません。
体や肌に不調がでたり、太ってきたりしたきたら、体内の大掃除で蓄積した”毒素”をだして、内臓の本来の機能を取り戻すといいかもです。
3日間の断食を初めてされる方は、関連書籍を読んだり、リトリートとかに参加されることをおススメします。具合が悪くなった時対応してくださったり、正しい断食のやり方を学べます。私も最初は友達と一緒に先生についてやりました。
kojieriblogではおススメの書籍、リトリート、ファスティングショップなどを紹介しています。ご興味あれば遊びにきてくださいね。
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