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発達障害グレーゾーン 生きづらさから抜け出すために3

発達障害グレーゾーンのKojiです。

43歳になって感じる生きづらさと
その対抗手段について綴っています。

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特徴:想像することが苦手

私は高校・大学とバンドをやっていて、
ギターを弾いていました。

世界的な有名ギタリストの曲をコピーしていて、
他の人が難しくて弾けない様なフレーズを弾けるほどに練習に没頭し、
テクニカルプレイは磨きをかけていました。

一方、何度もオリジナル曲の作成にも挑戦しましたが、
1曲はおろか1フレームもオリジナルを完成したことがありません。

どれだけギターを手にもって、
時間をかけてオリジナルフレーズを創ろうとしても、
全てが既にあるフレーズのパクリにしかならないのでした。

もしかしたら、人が聴いたら「いいね!」と言ってくれる
フレーズの1つや2つは創れていたのかもしれませんが、
強いこだわりという私の特性上、
自分の考えたフレーズをパクリフレーズ=没と
分類してしまったのかもしれません。

このように、正解のないものを作り上げるための
想像力が足りない=ぼんやりとしか想像できていないと感じています。

この想像力の足りなさは、
会社で成果を上げるための戦略を立てる上でも
困難を引き起こす要因となりました。

この困難に対してどうしているのか

要は、ギターフレーズにせよ会社の成長戦略にせよ、
ぼんやりとしか想像できていないため
自分で考えたアイディアに自信を持つことが出来ず、
人に対して堂々と披露することがとても怖いのです。

実際、成長戦略の素案を上司に共有したときも、
「時間をかけて考えた案とは思えない内容だけど、いままで何してたの?」
と言われる始末。

言い方は何であれ、
一回の報告で戦略がバチっと決まるわけはなく、
議論を重ねて内容をブラッシュアップすることは必須です。
その意味では、上記で言われていること自体は建設的な議論です。

しかしながら、
未来のことについて100%確実なアイディアは絶対に無く、
人に共有したときには何かしらの改善点が出てきます。
その改善点を指摘されるのが怖いのです。

心理状態にもよりますが、
善意で頂いているフィードバックを、
否定されたと捉えてしまう場合が多いです。

そもそも想像力が足りないと思っている状態のうえに、
頂いた意見さえも「否定」だと自分がとらえ、
つまりは自分はこの仕事を遂行する能力が足りない、
と無限ネガティブループがぐるぐると回ります。

これについてはとにかく自分が腹落ちするまで調べ尽くす、
ということが有効です。

発達障害の特性として、特定のことに没頭するということがあります。
与えられているテーマに対して、徹底的に調べ尽くせば、
自ずと言葉にも自信が乗っかり、
「建設的」な議論に耐えられるようになります。

今後どうするのか

ぼんやりとしか想像できないことを補うのは、
調べ尽くすことと述べました。

どうやって調べ尽くすのか?
それにはまた想像力が必要となり、
結局はいたちごっこです。

私の特性として、一人で仕事を進めようとしてしまうことがあります。
実際、一人でできる範囲は大変狭いものなので、
必要なことは人と協力することとなります。

しかし、人と協力するにしても、
よっぽど気の合う人と組まなくては、
心身ともに疲弊して長続きしません。

私のような特性を持つ人間は、
今の時代ならばAIと一緒に仕事するのがいいですね。

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