|低山ハイク|河内磐船駅〜かいがけ道、竜王山〜府民の森(くろんど園地)『交野.1』
大阪府、北河内地域の
交野(かたの)市。
奈良県生駒市に隣接し、
京都府にも近い
交わる野。
2024年6月29日
JR学研都市線「河内磐船」駅、
9時頃着。
駅前にはコンビニあり、
手前に案内あり。
由来があった。
北へ、
須弥寺の入口には
「警護観世音菩薩」警護?
「古代陽石崇拝遺跡」
少し歩くと、
住宅地に
「弥生時代住居遺跡」?
右折し、ゆるい上り坂、
昔からの街並みが続く。
寺灯篭の辻。
江戸時代に、
各寺社の講によって
建てられたそうだ。
愛宕山、2基
二月堂、1基
柳谷観音、1基
不明、1基
合計5基の灯籠が並んでいる。
集落を抜け
振り返り、
水田の景色。
住吉神社。
産土神といった
風情だ。
生まれた土地の守護神。
仏教が、檀家制度で
集落を管理するより
はるか昔、
記紀が神様を定義する以前、
亡くなった者の魂は、
その土地の山に帰り、
神(=祖霊)となって
集落を見守る、
民俗学的な死生観。
これはもう、
今では
贅沢な生き方、
ただの昔話の
イメージだろうか?
拝殿の奥には
赤い本殿。
神様になった
集落の祖霊たちは、
今年も里に降り、
水を蓄え
田植えの終わった
美しい風景を、
目を細め、
安心して
眺めているのだろう。
向かって
右側より
ぐるっと、まわりこむ。
かいがけ(峡崖)の道
大仏が建立されるときも、
大和へと
仏師たちが行き来したという。
交野八景・かいがけの錦繍(きんしゅう)
伏拝。
自由に参拝できない人が
遠方の神仏を拝むための場。
石清水八幡宮、
柳谷観音、
愛宕山大権現、
京都府方面が
見渡せる。
この場所以外にも
奈良の二月堂、
能勢の妙見宮の
伏拝もあるそうだ。
少しの
晴れ間が
濡れた道を
光らせる。
かいがけ地蔵
少し歩いて
左手に
竜王社
入口。
鳥居を抜け
鬼のヘソのような
キノコ
一旦、
広いスペースに出る。
通路の左、
社は空のようだ。
右には
水桶?
ここなのかと
思いつつ、
奥の道を行くと
竜王山
山頂にある
竜王石。
弘法大師が
雨乞いをした
と伝わる。
八大龍王宮
その奥にあるのが
雨乞いの石か?
奥には
まだ、道が続いていたが
引き返す。
ただ、
ネット検索すると
他にも
山伏が修業のため
篭った石室や
巨岩があるようだ。
下り、
元の道へ
前日の雨で
道は水が流れている。
かいがけの道を
出る。
振り返り、
田んぼの脇を抜けると
アスファルト道。
振り返り、
天満宮の名があるが
木々に覆われ
入口はわからない。
「中世熊野街道傍示八王子社址」
アスファルト道を右折
府民の森・
くろんどの園地
管理道を抜け
さんさくの道へ
東屋あり
休憩、11時。
みはらしの路、
府民の森、
生駒の方にもあった、
キノコの雨除け?
休憩所、12時前着、
昼食。
六甲縦走弁当とバナナ。
今回は
「いこいこまっぷ」を
コース参考にした。
No.5 河内と大和を結ぶ古道を訪ねて
かいがけの道から茶筌の里・長弓寺コース
この後、くろんど池から、
富雄川沿いを南下して
白庭台駅を経て、
長弓寺に着くコースだ。
白庭台駅の周辺には
神武の東征や、
ニギハヤヒ、
ナガスネヒコに
まつわる場所もたくさんある。
そして、
白州正子著『十一面観音巡礼』の
「登美の小川」の中には
富雄川を遡り、
龍王山についての考察がある。
登美一族(?)の発祥の地は、
王龍寺で、
その山号の「海龍山」というのも
里宮であることを示しているということだ。
が、朝からJRでは、
けいはんな線の不通を
アナウンスしていた。
改めてネット確認すると
前日の雨により土砂崩れ、
白庭台駅には電車が
まだ
動いていないようだ。
ならば、
コースを変更して
ニギハヤヒが
降り立ったという、
天の磐船が御神体の
磐船神社へ行こう。
それは、
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