長野旅行記(6)龍の子太郎
昨年、松本から穂高に行き、以下のような記事を書いた。
あまりに情報量が多く、掘り下げできなかったものや行けなかった場所もある。
その1つが、日光泉小太郎だ。穂高神社の主祭神の化身らしく、龍の子太郎のモデルだそうだ。龍の子太郎は、「まんが日本昔ばなし」の龍に乗った子どもといえばわかるだろうか。
これを掘り下げるのを目的の1つとし、松本から車で安曇野に向かった。
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道中、篠ノ井線沿いを車で走る際に、梓川と奈良井川が犀川から分岐する場所を通ったところ、涙が出るほど美しかった。自然を見て涙が出たのは初めてかもしれない。運転をしていたので写真は取れなかったが、流れが白く輝いていた。
地名を見ると、それまで記号だったものに意味が生まれることがあるが、特急あずさはこの梓川から来た名前なのかもしれない。
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前回書かなかったことをいくつか書いていく。
穂高神社の主祭神の穂高見命は、神武天皇の伯父なので、龍の子太郎は天皇の血筋?先祖?ということになる。これはびっくり。まんが日本昔ばなしで見ていたのは、、、そうか、そうだったのか。
今回は穂高神社にはいかなかったのだが、代わりに安曇野最古と言われる神社の川會神社に行った。
ここは地域の拓けた中に一箇所だけ森があり、神社だとすぐに判る場所だった。
この鳥居の手前にも泉小太郎の説明があった。
穂高神社の説明と併せて読み込むと、泉小太郎のお母さんは名前は犀龍で、諏方大明神で龍。そして、龍の子太郎が乗っている龍ということになる。更には犀川の犀はここから来ている。
そして父は白竜/白竜王はポケモンにいそうな名前だが、海津見神(わだつみ)とある。泉小太郎は神武天皇の伯父なので、泉小太郎の父母が龍なら、神武天皇の祖父母も龍という話になる。
この話を会社でしたところ、千と千尋の神隠しのハクじゃないかと言われて、ハッとした。宮崎アニメは日本神話モチーフが結構多い気がする。もののけ姫とか(時代は変えてあるけど)。
ちなみに、松本の土産物屋には小太郎の詩というお土産が売っていた。それくらいに認知度があるのだと思う。
諏訪大明神の正体は諸説ありすぎるのでここでは突っ込まないようにする。
ちなみに、文中にある十日市場は以下。
今回は、前回のもう一つのやり残しも回収したのでまた書きたい。