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ミスをしてしまったり結果が出せない部下のモチベーションを上げる方法

本noteをご覧くださりありがとうございます!

今日は、ミスをしてしまったり、結果が出なくて悩んでいる部下のモチベーションをどうやって上げるかについてお話しします。
部下が悩んでいる姿を見て、あなたもどう接していいかわからず悩んでいませんか?

部下が失敗したり結果が出ないと、時にはあなた自身の評価や仕事の質に影響が出ることもあるでしょう。

そんな状況で上司であるあなたは、どのように部下に向き合い、サポートすれば良いのでしょうか?


まずは傾聴!部下の話を聞くことから始めよう

ミスをしてしまったり、結果が出なくて悩んでいる部下は、たくさんの不安を抱えています。次も同じミスを繰り返すかもしれない、叱られるのが怖い、自信をなくしている、何が原因でうまくいかなかったのか分からない、人によっては、もう逃げ出したい……そんな思いにまで囚われていることもあるんです。

ここで大切なのは、まず「話を聞くこと」です。
上司としては叱ったり批判したりしたくなる気持ちが起こるかもしれません。ですが、あなたがこのような精神状態の時、上記のような部下の精神状態に気が回らないことが多いですし、部下はすでにもう自分で自分を責めているということも少なくないんです。

ですから、反射的に感情的な対応をするのは絶対に避けましょう。
僕も以前はこれができておらず組織構築失敗してしまった経験があるのですが、この反射的な行動を改善することで大きくチームの雰囲気を変えることができました。

また、「なぜ失敗した」よりも「どうしたら次はうまくできるか?」というポジティブな問いを投げかけて、未来にフォーカスした会話をすることも大事です。そして、「それができたらどんな良いことがありそう?」という問いを投げることにより、部下が次のステップを前向きに捉えられるようサポートすることも有用です。


ミスは成長のチャンス!リフレームして考える

ミスや結果が出ない状況に対して、「どうして失敗したのか?」と責めるのではなく、「失敗をした部下だけでなく、上司も含めて(←ここが重要)これが学びの機会だ」と捉えることが上司としての大切な役割です。

僕自身、過去に失敗した部下に対して感情的になり、ただ責めてしまったことがありました。しかしそれによって部下は萎縮してしまい、パフォーマンスがさらに悪化してしまったんです。結果的に、部下との信頼関係も失ってしまいました。

この経験から僕自身も学んだことは、「失敗は成長のためのステップ」という考え方です。ミスをした時こそ、部下が成長している証拠と捉え、ポジティブなフィードバックを与えることが重要です。

「この失敗が次の成功につながる」という考え方を持ち、部下が新しい挑戦を恐れないような環境を作りましょう。これこそが上司がとるべきリーダーシップです。これができれば、部下は少しづつではありますが、自信を取り戻しながら前進することができます。


耳を傾けずに怒るだけの残念な上司

残念ながら、昔の僕のように感情的になって部下を責めたり否定的なフィードバックばかりしている上司も少なからずいらっしゃいます。これを続けていると、部下は心を閉ざし、パフォーマンスは一気に下がってしまいます。結果的に、部下は「どうせまた怒られる」と考えて、自分から意見を出さなくなり、自主性が失われ成長を妨げてしまいかねません。

僕自身、過去に部下を責めるだけで終わってしまったことがありました。その時は、チーム全体の雰囲気も悪くなり、仕事の成果も低下してしまいました。これを機に、部下が安心して意見を言える環境を作ることが上司にとって最も大切なことだということに気づき、実践しました。


部下のミスは部下の責任?ここから捉え方を見直そう

また、ついつい上司は部下のミスや結果が出ないことに対して、「部下が悪い」と考えてしまいがちです。
ですが、「ひょっとしたら自分のサポートや関わり方に問題があったのでは?」と考えることがとても重要です。もしかしたら、部下はあなたから必要なサポートを得られていなかっただけなのかもしれません。

僕も、部下の失敗に対して「なぜ部下はできないんだ?」という姿勢で向き合ってしまったことがありました。しかし、後で冷静に考えると、僕からのサポートが十分でなかったことに気づきました。恥ずかしながら、素直に自分のサポートが十分ではなかったことを部下に謝罪しました。

相手に責任を押し付けて自分を納得させたり正当化していた自分に気付けたことは、僕にとっては貴重な経験でした。
それからは、ネガティブな出来事に対して他人や環境のせいにするのではなく、自分はこれからどうすればよいか、という捉え方に変えました。この捉え方がその後の成果にも大きく影響を与えてくれました。


まとめ

ミスや結果が出ない状況にフォーカスしてしまうと、つい過去の出来事に囚われてしまいがちです。しかし、大切なのは過去だけではなく、これからどうするかを部下と一緒に考えることです。過去の失敗を責めるのではなく、未来に向けて成長するためのアクションを寄り添いながら一緒に考えていきましょう。
そして、失敗を歓迎し、成長へのチャンスとしてポジティブにリフレームすることによって部下をモチベートすることも重要です。

ただし、もしあなたが部下を責めてしまったり感情的になってしまったことがあるなら、そんな自分に自信を無くしたり、不安に感じてしまっているかもしれません。

でも大丈夫です。記事でも触れてきましたが、僕自身も同じ状況に陥っていましたから!
そんな僕でさえ、捉え方を変えることによって上司としてあるべき在り方や行動を少しづつ実践できるようになりました。

部下が失敗してしまった時こそ、上司としての腕の見せどころです。失敗をチャンスに変え、部下の力を育て、その能力を最大限に引き出せる上司を目指していきましょう!

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