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結婚式のスピーチを考える

結婚式のスピーチって難しいよね。
恐らく全人類の疑問符。
気の利いたこと言いたいけど、ふざけるのは違うし、堅苦しく思われたくないし、かといってフランクすぎはよくない。

フランクフルトよりは、アメリカンドッグくらいの気の利き方じゃなきゃいけない。
ドイツよりアメリカ、オクトバーフェスよりビアガーデン。
そんな感じ。

よくある流れは、諸先輩方を差し置いてからの新郎との思い出からの私事ではありますがからの結婚生活を送る先輩として3つの袋を大事にしてください。

給料袋、堪忍袋、お袋。

それぞれ、金、機嫌、親を大事にねって話に持ってくよね。
これに胃袋とか亜種があることもある。
そこは大した差ではない。
カレーかビーフシチューかの差くらい。
もう好み。圧倒的に好み。

あとは3つの坂で、上り坂、下り坂、まさか

とかね。

こういうの結構好きなんだけどずっと言われてるから、もう使い古されてる感あるじゃん。またこの話かと。
どことなくオチも管理職よりのポジションにいる。
1人呼ばれた昔の上司。酒にゃ強いが涙にゃ弱い。そんなタイプ。

だから結婚式のスピーチのニュースタンダードを作ろうか。

結婚式だしきっと新郎新婦ラブラブ。

あなたたちより少しばかり先輩として、引き続きラブラブライフを重ねる新郎新婦へ、気をつけなきゃいけない3つのラブを送ります。

まずは、選ぶ。
大変な時も言葉は選ぶと良いかもしれません。
次に、クラブ。
朝帰りはほどほどに。
最後にトラブル。
起きてしまったら、その後の対応が大切です。

何かいけてない。
コレじゃない感がすごい。
上手いこと言ったと思ったけど、納得感が皆無。
まず、ラブとかけてトラブルはもうジャンプ。
ちなみに僕の世代はいちご100%

あと、クラブも無理矢理感がすごい。
ってかまずラブラブライフが極めてダサい。カカシ先生よろしく少年漫画みたい。

それじゃもっとヤングにナウく。
新郎新婦で韻を踏む。
新郎のお袋へ渡す引導。俺の生き様極悪非道。
しどろもどろなお前を指導。結婚生活泥臭く行こう。

訳分からん。
コレじゃR指定になれない。もはや全年齢。ペアレンタルアドバイザリーのペの字もない。
ってかスピーチではbring the beat できない。

もっとインテリに算数で考えようか。

時に困難もあるでしょう。
そんな時は一歩引いてみて、正しいと思えば夫婦で駆け抜けてください。
意見が違う時には腹を割って話すことも大事です。
そうすることで、困難は思い出の一つに加わります。

これだ。
足すを最後に持ってきて、加えるに言い換えるオシャレさ。
六本木のように煌びやかではないけど新橋っぽさはない。
実に面白い。

スピーチにお悩みの方はぜひ使ってね⭐︎

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