まちの図書館が思っていた以上にエンタメ空間だった。
最近になってようやく他県に出てもいいよね〜という空気になってきたので、出張ついでに美術館やショップに積極的足を運ぶようになった。
やっぱりコロナ禍ではリアルに行きたい場所を見れなくなっていたのでインプットが足りないなーと感じていたので乾いた喉を潤すように見たいもの触りたいものに直接向かっている感じ。
前回の出張で図書館や、本屋で気になっていたところを訪ねてきて改めて図書館の重要性を感じた。
きっかけはこういうことで、今年から高山市清見町の施設で北欧図書館と銘打った場所がスタートして、全面的に協力するかたちでKOIVUの家具を使ってもらうことになったのだけど、そこのレイアウト計画をやることがきっかけとなって、さて図書館ってどういう場所なの?と改めて考える機会が増えた。
今までも本屋や図書館は好きで、本が好きということ以上にその空間・環境が好きと理由で旅先でも良く寄っていたのだけど、長く滞在していたまちには必ず居心地の良い本屋や図書館があったので無意識化でもそうやって本のある場所を選んでいたのかもしれない。
記憶に残っている図書館、本屋を少し挙げてみる。
・ダブリントリニティーカレッジ図書館 アイルランド
・Charlie Byrne's Bookshop アイルランド
・アカデミアブックショップ フィンランド
・デンマーク王立図書館
・ラハティ図書館 フィンランド
・アールヴィヴァン 池袋
・メディアコスモス 岐阜
最近訪ねたところでは、
・代官山蔦屋
・海老名図書館
・武蔵野プレイス
図書館論とかまちづくりとか大きな話は難しくてわからないけれど、自分個人にとっては映画館同様に重要なエンターテイメント空間で、日常を過ごす上で欠かせない場所である。
本屋、図書館はそこに住む人たちの知への欲求の受け皿になっていて本が少ない街は私にとって=退屈な街、と思っている。
で、長いこと住んでいる飛騨・高山には正直言って本が少ない。映画館もないし。
もちろん図書館はあるのだけど蔵書が全然少なくて本屋に至っては雑誌とベストセラーしかないコンビニレベル。
仕事に関しては何の支障もないが、本に関してだけは不満だらけなのである。
誰にか何とかしてほしいので次の市長選はそこを基準に選びたい。
戻って北欧図書館はプライベートレベルなのでまだまだ図書室くらいのレベルだけど、飛騨地域では出会えない本ばかりで少しでも知への欲求に応えられる場所にできたらと思う。
まあテーマが北欧に特化しているので偏っているけど、そんな特化した場所がまちのあちこちに点在しているのも面白いと思う。
そこは図書館であり、KOIVUの家具の体験スペースでもあるのでこれからブラッシュアップしていきますのでお近くの方はちょいちょいのぞいて見てください。
北欧図書館の詳細はこちらのエラマさんの記事もあわせてどうぞ。