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こいぬまめぐみのポートフォリオ(自己紹介)

はじめましての方々もいつもお世話になっている方々もこんにちは、こいぬまめぐみです!
ご覧いただきありがとうございます。私にご興味ご関心を持っていただき嬉しい限りです。

以前に書いた自己紹介記事を読み返していたら、
「早朝のスーパーで野菜を並べる院浪生です!」
などと書かれており(野菜並べは引退しました)、こりゃあかんアップデートせなと思い更新に至った次第です。

この記事では、これまでつくってきたもののご紹介を自己紹介に代えさせていただき、私の今後の方向性ややりたいことをお伝えすると同時に、こいぬまめぐみにこんなことをお願いしたい!一緒にこんなことしたい!という際のご検討材料にしていただけたらと思っております。これを機にお見知り置きいただけると嬉しいです。
(以下、目次からお好きなところをクリックいただくとヒューーンとご希望箇所にジャンプできるようになっております。とんでもなく長文なので、適宜ご活用ください)


ざっくりプロフィール

▼1994年6月13日、東京都にて生まれる。「613なので“無意味”って覚えてください」と言うと毎度そこそこのウケをいただけることに味をしめている。
▼第一印象は「おとなしそう」と言われ続けて20数年。昔はコンプレックスだったが、今は第一印象と実際とのギャップをコミュニケーションのきっかけにして楽しめている。 
▼大学でメディア社会学を専攻した後、大学院へ進学し臨床心理学を学ぶ(2021年3月卒業予定)。ふたつの異なる分野を生かしながら、積極的に新たなフィールドを開拓していこうと模索中。※後述します
ハシビロコウ(通称:動かない鳥)をこよなく愛する。ハシビロコウの特に何が好きかって、機が熟すのを待つ姿勢。じっと獲物(水中の魚)を狙いすませてここぞというタイミングで仕掛ける瞬間は、この世のすべてが止まりハシビロコウだけが動いて見える。
「面白い」がすべての原動力。「面白い」を通じて出会う人や出来事やご縁を大切にしてきたし、これからも大切にしたい。※後述します


共著

▼でも、ふりかえれば甘ったるく[シネボーイ/PAPER PAPER](2018年)

9人の女性が自身の「幸せ」を綴ったエッセイ・随筆集。「検索結果は見つかりませんでした」というエッセイを寄稿。出版レーベルPAPER PAPERさんのオフィシャル通販サイトはこちらです。
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仕掛け人の西川タイジさんから「『幸せ』をコンセプトにした文章を書いていただけませんか」とDMをいただいたことがすべての始まり。後に制作をふりかえったスピンアウト記事では、当時の心境をこう書き残している。

しかし、突如舞い込んできた願ってもない話。こういう、「ごくごく普通の主人公のもとへある日突然系」の話は大好きだ。もしこの話が「幸せ」を謳いながら言葉巧みに高い壺とか買わされたとかいう結末だったとしても、まあそれはそれで話のネタになるじゃないか。恐怖や警戒心よりも、先の読めない未知なる展開への興味関心が勝った。
引用:メディア『BAUS(バウス)』リレーコラム「『でも、ふりかえれば甘ったるく』をふりかえれば甘ったるく?」より

たくさんの才能や魅力で溢れかえるインターネットから私を見つけお声かけいただいた西川さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本作をきっかけに得られた新たな出会いや刺激を大切にしながら、これからも文章を書き続けていきます。



インタビュー記事

▼たわしと散歩する紳士「たわしおじさん」に迫る(2015年)

最も読んでいただいている記事であり、私の出発点でもある。
当時大学2年の初夏、人の目や誰かの声ばかりを気にして自分のやりたいことができなくなっていた私は、高校時代の電車通学の途中にたびたび見かけた、たわしにリードをつけて駅構内を闊歩していた「たわしおじさん」の存在をふと思い出す。あの人はどうして人の目を気にせずに堂々と自分を貫けるのだろう。藁にもすがる思いで、気づけばわたしは突撃取材を敢行していた。
「たわしを引くこと」を通してうかがった彼の美学には大きな影響を受け、今なお私自身の土台を支えていただいているように思います。
しかも、この記事はたわしおじさんご本人様にもとても気に入っていただけて、ご自身の自己紹介代わりにこの記事を使ってくださっているというライター冥利に尽きます。



企画・運営

▼彼が次元を越えるとき、過ごしてみたかった青春がここにある…?プリクラの彼氏「プリカレ」①②(2015年)

突然ですが、ここで皆様に懺悔いたします。
かつて私こいぬまめぐみは、「めぐ彼氏いるの?」からの「写真見せて!」には、すべてこのプリクラ画像で対応しておりました。しかも、見せるのはちゃっかり自分も盛れてるやつ。だって、プライベートな話題を煙に巻けるどころか、絶対ウケるんだもん。
しかし、今改めて読み返してみますと、当時の自分のノリや文体のテンションやその他諸々の若さについていけず月日の流れを実感したため、今後は3次元で慎ましく生活していきたいと思います。
個人的にとても好きな記事です。とにかく、この企画自体がめちゃくちゃ楽しかった。夢をかたちにするって、素晴らしい。


▼ブログ企画【繋】シリーズ(2017年8月〜2020年12月終了予定)

毎月1日に全国各地のメンバーがひとつのテーマで文章を書くブログ企画【繋】にお誘いいただき、早3年目になります。こちらはその中でも反響の大きかった、中学2年生から書き続けている日記(CROQUIS)の紹介を通して私の揺るがぬ土台部分を書き起こせた記事。
ちなみに、先述した『でも、ふりかえれば甘ったるく』でお世話になった西川さんは、この記事の変態性を買ってくださったらしい。
(ちなみにすべて手書きの #こいぬまフォントです)


▼早稲田大学サマーキャンプ2019(2019年)

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2003年より早稲田大学心理相談室が主催してる、キャンプ形式による年間4回の宿泊型体験活動。本学の心理系大学院生は、実習の一環として企画・運営に携わる。対象となるのは、学校不適応感(不登校や授業中の立ち歩き、注意の切り替え困難といった課題)を抱える小・中学生。本活動では、面接や行動観察を通じた問題発生/維持要因の分析をもとに個別目標を設定し、プログラムを通して対人関係能力や社会性の向上を目指すことを目的としている。

広報兼制作担当として、プログラム全般のクリエイティブを担いました。
プログラム内での習得スキルや成長を学校や家庭場面でも適用できるように、本プログラムを一貫するテーマとして子どもたちが入り込みやすそうな「海賊」を掲げることで参加へのモチベーションへとつなげ、各レクリエーションでの効果が最大限発揮できるように世界観をつくりあげました。

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↑右上は子ども用ページの見本。
この生意気そうな少女は6歳頃の私です…
(学校では超おとなしい)

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まさか心理系の大学院に入って、海賊に傾倒するとは思いもしませんでした。また、全プログラムを通じて500枚以上のパワポスライドを作成し、「パワポ神」という称号を授かったのでした。


エッセイ

▼新年早々10年ぶりに熱を出した話(2015年)

10年ぶりの発熱でいつもの3割増しで頭がおかしい私と、そのさらにななめ上をゆくお医者さんによる、ユニクロのヒートテックをめぐるエッセイ。年明けの病院にて繰り広げられたふたりの噛み合わない会話がたどり着いた結末に、あなたのスマホやパソコン画面をスクロールするその手は止まるでしょう。


▼旅と匂いと身体感覚(2018年)

母の実家である伊豆諸島の神津島へ帰省した際の旅エッセイ。匂いフェチの私がこの世で好きな匂いのTOP3に入るのが「夏の神津島の匂い」なのですが、なぜあんなにいい匂いがするのかというその正体を突き止めたくて書きました。

そういえばつい最近、神津島の星空が「星空の世界遺産」とも呼ばれる「星空保護区」に正式認定されることが決まったようです。夏休みに家族で帰省すると毎年欠かさず山奥まで車を走らせ、道路に寝転がって(車も人もめったに通らないため)満天の星空を見るのが恒例でした。
コロナが終息したら、ぜひ観光にいらしてください!


▼電話が苦手すぎて歯医者の定期検診の予約ができないまま二ヶ月が過ぎようとしている(2018年)

公開から2年経つのにいまだにたくさんのPVをいただいていることからも、電話が苦手な同志がかなりいらっしゃることがうかがえます。
今はこの当時ほどではなくわりと克服しつつあるけれど、自分が電話しているところに誰かがいたりすると緊張しちゃうし、あとネガティブな用件を伝えなければならないときとかはテンションを上げていかないと雰囲気に飲まれてしまう。
かといって人と話すことが嫌いなわけではないし、人それぞれ相性のいいコミュニケーションツールというものがあると思うので、悲観的になりすぎずそういうものだと思って受け止めています。



イラスト・マンガ

▼似顔絵(2015〜2020年)

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▼マンガ「教室に荷物置いてあるから、いっしょにとりにきて」(2015年)

意図して全編絵コンテの作品です(読みづらくてすみません)。
当時お付き合いしていた人から受けた、誕生日のサプライズの様子を描いたマンガ。これはもう、最後の2コマの私の表情がすべて。



映像

▼ささくれ[セルフドキュメンタリー:58分](2016年)

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心のバランスを崩したという娘のカミングアウトから揺らいでいく家族と自分自身にカメラを向け続けた、6ヶ月間の記録。

大学の卒業制作として取り組んだ本作は、かなり私的な動機から制作のスタートを切りました。大学3年の春、大学生活をまとめながら進路を決定する動きが現実化していこうとする中きたした心的不調。
その原因は、心の深淵を覗きこみ自身の家族や過去と向き合うことから避け続け、見て見ぬ振りをしてきた問題が肥大化したことに起因していました。大学での学びの集大成として制作を通してそれらと覚悟を持って対峙するという本作は、いわば自己セラピーのような荒療治でもあったように思います。
また、こういった類のセルフドキュメンタリーは、ともすればホームビデオの延長のような閉鎖的で間延びした内容になりかねませんが、いじめに関与していたクラスメイトとともに当時を振り返るなどを行ったことで外からの視点も生まれ、出来事が立体的に浮かび上がる作品となったように思っています。

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↑作品をご覧いただいた方のご厚意で「ささくれ上映会」を開催
(2017年6月池袋・同年7月江古田にて)



セルフ写真集

▼鯉沼愛実1st写真集「虜-toriko-」(2018年)

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↑すごいそれっぽい顔してるけど自室での自撮り

当時お付き合いしていた人がふと漏らした、私の写真を何枚か現像しようか迷っているという言葉から生まれた、自作自演写真集。
ちょうどお相手の誕生日が近かったこともあり、その想いに全力で応えたいと思いました。しかし、写真を現像するだけならば誰でもできると思い、いっそのことご希望の写真も含めた一冊の写真集(握手券、直筆レター付き)をつくって贈るという形でご要望を叶えたいと考え、制作にとりかかりました。

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↑モデルやタレントの写真集の巻末のお約束、
インタビューページは自分で自分をインタビューした
「セルフ・インタビュー」形式を採用

Q. でも仮に自分の写真集を作りたいって思っても、それを実行に移すまでには至らない人も多いと思います。っていうかそういう方が大半だと思います(笑)
A.「この世界には2種類の人間がいるんです。一生のうちで自分の写真集を自分で作る人間と、作らない人間。でもどっちの人生の方が面白そうかって考えたら、作らないよりも作った方が面白いのはもう明らかで。だから私は後者の人間であることを選んだんです」
(セルフインタビューより抜粋)

けれど、お付き合いしていた方とはあえなく破局してしまったので、きっとこの写真集はもうこの世に存在しないでしょう。けれど、私は自分の制作にも選択にも、後悔は1ミリだってありません。


立体物

▼ジョセフ−−LIMIT OF LOVE−−(2014年)

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関東では「20年ぶりの大雪」と言われるほどの、東京でも20cmもの積雪を記録した2014年冬。
当時のSNSでは、大雪を特集した番組内でのインタビュー画像とインタビューに応じる男性のキャッチーな言葉が話題になり、私たちも「特別な気分」に浸りたいと思い立ち、本気の雪遊びがなされたのでした。

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制作時間約6時間。翌日は全身筋肉痛という名の「未練」を抱えながら、彼と過ごした温かな冬のひとときに想いを馳せたのでした。

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写真:かおりやまこし


こいぬまフォント

手書きで文字を書くことが好き(人の字を見ることも好き)で、ありがたいことに手書き文字を褒めていただく機会が多いことから、「こいぬまフォント」と名付け細々と字を書いております。

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↑本記事のヘッダー画像も写真とイラストとこいぬまフォントを組み合わせて制作しました。
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↑2019年3月23日開催、シンガーソングライターmo.ka さんpresents「Promenade」にて、yoeさん(オルタナ旧市街さん)と共作したmo.kaの楽曲モチーフの掌編「言葉のE.P.」のタイトルを担当させていただきました。

近年、商品のキャッチコピーや紹介文、アーティストのアートワークなどに手書き文字が多く使われていることからも、手書き文字は情報を伝える以上の意味を持った、グラフィックとして商品やアーティストの世界観を演出するひとつの要素となり得ているのかなと思っています。
イラストやマンガなどが絵柄から作者が特定できるのと同じく、手書き文字も筆致から個人が特定できるくらい表現として根付いたら面白いのではないかなと考えています。
ということで、手書きの文字を書く機会がありましたらぜひお声かけいただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!以下、想定シーンをまとめてみました。

・商品のキャッチコピー、ボディコピー
・題字
・記事や動画のサムネイル
・手書きロゴ
・ヘッダー
・アートワーク

など、手書きの「こいぬまフォント」をPNGデータで納品します。筆致のイメージや、ペンの種類(マッキー、クレヨン、細ペン、万年筆、筆など)のご希望も承ります。写真やイラストと組み合わせることも可能です。お代や納品日数等、お気軽にご相談ください。



今後の方向性・やりたいこと(随時更新します)

▼オンライン×心理学の方向性

これは大学院で専攻している臨床心理学での学びを生かした方向性です。
修論でSNSでの自助グループの研究をしたり、大学院の講義でメールカウンセリングについて学んだことをきっかけに、自身の関心としてオンラインやSNSを活用したメンタルヘルスに関心を持っていることに気づきました。特に、修論でSNSでの自助グループの研究から、被支援者の支援におけるニーズの多様化や、医療機関につながるきっかけとしてSNSでの当事者のつながりが寄与していることを知り、カウンセリングや心理的支援に対してこれまで対面では実現が難しかった多様なニーズを叶えられる可能性や、アウトリーチの面でも可能性を感じています。ざっくりした願望にはなりますが、重症化するよりも早期の段階でもっと気軽にSOSを出して適する支援とマッチできる環境が整っていくといいなと思います。

−−以下、かなりフラットな願望も含みます−−

▼ハシビロコウのグッズ制作に力を入れたい

基本的に「欲しいけれどないものは自分でつくればいい」というスタンスなので、まずは熱狂的ハシビラーの自分が欲しいものをつくり、あわよくば他のハシビラーさんに気に入っていただけたり、ハシビロコウに魅了される人が増えるといいなあ。

▼絵本を出版したい

幼少期からの密かなる夢。自分が描いた絵本を、いつかわが子や甥っ子姪っ子に読み聞かせたい。題材はもちろんハシビロコウ。「動かない」という切り口で、いろいろな動物の多様性やそれぞれの生き方を尊重するような物語を描きたいなあ。

▼エッセイやコラムの連載を持ちたい

実は以前に「日刊デジタルクリエイターズ」というサイトで少しだけ連載をさせていただいておりました。連載をお任せいただくにはその人にしか書けないテーマが必要だと思うので、まずは今と今後の活動に真摯に取り組みながら文章を書き続けていきたいと思います。

▼老後にビジョンフリーゼを飼いたい

まあるくてふわっふわの犬種。「ちゃちゃ」って名付けて毎日いっしょに遊ぶ。

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写真:みんなのペットライフより

▼何をするにも周囲の方々への感謝を忘れずにありたい

最後は今後の方向性・やりたいことというよりも、自分へ掲げる理念という感じなのですが、今後もたくさんの方々にお世話になり、助けていただいたり、学ばせていただく機会がたくさん出てくると思います。自分が今ここにいることも、あらゆる活動ができていることも、今の自分を構成するあらゆるものも周囲の方々のサポートや関わり、費やしていただいた労力や時間があってこそです。それは決して当たり前のことではなく、とても恵まれたことだと思います。今後何をするにも、このことだけは常に忘れずにありたいです。


あとがき: 「面白い」とは何か

ここまで目を通してくださった方々、本当にありがとうございます。
長々と書き連ねてきましたが、個人のやりたいことや目指す方向性というのは、時代や社会文化のあり方や価値観を反映している部分も大きいと思うので、何年か後、何十年か後にはもしかしたらこの記事に書いていないフィールドで新たなものを追いかけているかもしれません。
けれども、それはそれでそのとき「面白い」と選びとったのであろう自分の選択と柔軟さを尊重しながら、私は「何をするか」よりも「どうあるか」を大事にしていきたいです。

「どうあるか」を紐解くヒントとして、私の原動力である「面白い」と感じるものや面白いものが生まれる環境について考えてみると、

・ひとつの見方にこだわらず、いろいろな視点で物事を見ること
・一見結びつかない点と点が結びついて新たなものが生まれるとき
・多様性を受け入れる空気がある
・オリジナリティがある
・新しい取り組みややりたいことを言い出せる心理的安全性がある
・本題とは一見関係なさそうな雑談ができる

といった特徴があると思っています。今後の生き方に迷ったり、新しい道に進もうとするとき、これらを踏まえて選ぶときっとその先で面白い出会いが待っていると信じています。


連絡先

一緒にこんなことしませんか?
こいぬまフォント書いてください!
手書きのお手紙交換しませんか?
国内ハシビロコウめぐりしましょう!(いやもう是非)
セルフ写真集「虜-toriko-」をメルカリで見つけました!(最悪か)
など、お誘い、ご用命、お知らせなど以下にお気軽にお問い合わせください。

メール:love.in.marsh@gmail.com
Twitter:@_w_a_k_a_m_e_


お読みいただき本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

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