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老いていく自分との向き合い方

今日は、午前休で、父の血管外科の付き添い
透析のシャントの補強手術だった

そこでの待合室でのこと

60代後半か70代にかかった感じの
ご婦人たちの会話

正直、私から見ると、父とあまり年齢の変わらない
ご婦人達は、もう人生の終盤を迎えた方(失礼!)
という印象だったのだが、(腰が曲がってたり、
手押し車を押している)なんのその

亡くなった親や周囲の老人についての会話をしているのだが、
それはまるで他人事

食欲がなくなったら、終わりだわねーと
自分達は、まだまだ元気で、
バリバリと生きていける気力だった


きっとそのご婦人から見ると、わたしは
まだまだ若いと思うだろう

身体も元気で、可能性も広がっていて、
なんでも出来ると思われているだろう

でも、その私はというと、、


昨日も新入社員と接して、若さに圧倒され、
自分はもう歳をとったと感じた、、

これからどんどん活躍の舞台は、
若手に開かれ、私たち年配者は、
隅に追いやられていくのだろうとも感じ
少し寂しくなったりもした
(会社での未来を夢見ているかはまた別の話だが)

つまり、自分は老いていっていると感じてるが
人口構成的には、まだ中盤

それはそうなんだけど
なんだろうなー
この虚しさは、、、

下を見ればキリがない
実際、もうある程度、歳をとっちゃってるのは事実だし
若手に張り合ってもあまり意味は無い

だとすると
このようなご婦人たちなどをひとつの指標に
少しでも長く健康でいられるよう
努力しながら好きなことができる今を
大切にしなければと思う

きっと、いくつになっても
大先輩のご婦人達と若手の女子の狭間で、
同じように思うのだろう


つい失ったもの(若さや肌のハリや記憶力や元気)
ばかりを求めてしまうが、
歳をとったからのいい所を大事にしていこう

最後に、テレビドラマの
「逃げるは恥だが役に立つ」の石田ゆり子さんの
素晴らしいセリフを教訓に置いておきます

自分の若さに価値を見出しているのね

私が虚しさを感じることがあるとすれば
あなたと同じように感じてる女性が
この国にはたくさんいるということ

今あなたが価値がないと切り捨てたものは
この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ

自分がバカにしていたものに自分がなる
それってつらいんじゃないかな?

私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの
あなたが感じているものもその一つ

自分に呪いをかけないで
そんな恐ろしい呪いからは
さっさと逃げてしまいなさい


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