2022/09/19
カメラを始めた。
「何を撮ろう?」となる。
別に撮りたいものなどないのだ。
撮りたいものがなければ見たことある写真や綺麗な写真を
真似て撮ってみよう。
全然同じように撮れない。
この違いはなんだろうか?
僕の頭の中では撮りたい写真と撮った写真は同じはずなのに全く違う。
この「綺麗な写真」を撮った人はどうやって撮ったのだろうか?
撮影機材?撮影テクニック?自分には同じ写真は撮れない?
普段自分が見えている(と、思っている)こととレンズを通して見る世界は違った。
自分の世界に偏りがあることに気づく。
偏りと言ってもそれは悪いことではない。
むしろ僕は価値だと思っている。
レンズの向こう側の世界に自分の世界を広げたいと思った。
誰かがこんな話をしていたのを思い出した。
「綺麗な景色をみんな綺麗だと思っているが景色が綺麗なのではない。
綺麗だと思う人間の心が綺麗なのだ。
悲しみに暮れる人が華やかな絵を見ても必ず綺麗だと
感じることがないように美はその時の自分の内面を写し出す。」
写真も同じで美しい写真も汚い写真もない。
ただその瞬間に自分がどう思ったか、感じたか。
写真を通して心(美)を感じることができる。
写真を撮ることは自分と世界とのズレがあることに気づき
また、自分が感じる美しさを考えることができるのだ。
じゃあ僕は何に「美」を感じるのだろう。。。
続く。
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