日記 5/28
一人暮らしを始めて二ヶ月。今までギターを置く場所を間違えていた。ことにやっと気づいた。いい具合にモノが散らかって、部屋が身体に追いついてくる。
ギターをいざ弾くとなったらuフレットを見ながらベッドの上で弾くんだからベッドの横に置いておくべきだったんだ。なぜかベッドからもっと遠くにあった。
最近は吉澤嘉代子が弾き語りしやすくて楽しいなと思ってずっと吉澤嘉代子だった。
楽しい。
え、この曲弾くの楽しいじゃん♪ぐらいの喜びが日に3つくらいあったらいい。
逆に、感情が沢山あった日、それがたくさんすぎて日記を書き始めるのが億劫になることが何回かあって、こんな日を記録に留めて置けないなら何も意味がない、と思って日記を書くのを諦めていた。
いかに感情を新鮮に保存するかに超絶執着していた時期があったけどそれもすっかり消えて、良かった日でも、終わったそばから忘れているね と無感情に思っていたし、人と別れて寂しいときも「ハイハイ、さみしーさみしー。」だった。
で、ふと、
聴いて、こういう求め方を忘れてたことに気づいて放心した。諦めるのと忘れるのは違うんだった。諦めるのは悔しいんだった。
別に「忙しい朝」は来るけど、無論言いたいことなんか言っとけばいい。
💝
吉澤嘉代子と一緒に歌集を勧めるなら、雪舟えまの『たんぽるぽる』だ。
どっちも似た可愛さだし、吉澤嘉代子の「ルシファー」って曲はほむほむと共同の作詞らしく、僕はすっかり嘉代子とまみが似て見えている。
短歌研究文庫繋がりで、平井弘『振りまはした花のやうに』と一緒に聴くなら、佐井好子。この組み合わせは本っ当に気持ちいいのでおすすめ。
文フリ終わって、再度、短歌分かんね〜〜なので、また時間、よろしくねて感じ。今は即詠もn首会ももうしばらくしたくない。胸の奥の定型クンが歌ってよぅ…とうるさい。可愛い顔して、気を抜くとこいつの掌で踊らされることになる。言いたいこと言ってみたあとで定型に袖をクイクイ…ってやられるくらいでいきたい。
ピアノ演奏は右手と左手とペダルの三点倒立で、どっかがずれたらぜんぶ崩れる。楽譜は頭じゃなくて筋肉が覚えるけど、足の位置が少しズレただけで指の筋肉がふっと行き場を失う感じが結構こわい。パソコンキーボードのブラインドタッチとはその点で似ていながら大きく異なる。
小津安二郎を見て、空間と身体と記憶のことをふわふわ考えている。
初めて、ダンスをやってみたいと思っている。
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