花粉症のホメオパシー そろそろご準備を!

 コロナ禍の中、今年もそろそろ「花粉症」の時期が近づいてまいりました。早い人はそろそろムズムズし始めているようです。
 最近はOTCも増えているので、各自での様々な対応があるかと思います。そうした中で統合医療らしい「方法」をご紹介しましょう。ホメオパシー(厳密にいえばアイゾパシーということになりますが)による対策です。

 昨年の例では、当院に通院している方は、一般病院での方よりも、症状の軽い方が多く、その違いを生じているのは明らかにホメオパシー(アイゾパシー)のレメディではないかと感じています。
 単独のケースのみでは、主観だけなのでいわゆる科学的検証ではありませんが、以前に施行された多施設によるダブルブラインド研究でも、自覚症状や抗アレルギー薬の使用量の有意な減少を認めておりました。
 加えて、当院で花粉症アイゾパシーを開始して5年以上経過したことも大きいように思います。とりわけ数年前からは積極的に、スギ花粉レメディをおススメしていることから、かなりの割合の関係者がレメディ使用3年目に突入しています。

 このアイゾパシー(ホメオパシー)のメリットは、一年中ではなく花粉シーズンのみの服用で良いという便利さにあります。そして1年目より2年目、2年目より3年目、といった効果の蓄積がみられることも特筆されます。つまり早く始めれば、それだけ将来的にも楽になる、ということなのです。
 ぜひとも症状の強い方は一度、アイゾパシー(ホメオパシー)を一度試されることをおススメします。

 なお前述した花粉症へのレメディの効果を検証した研究とは、19施設125名の患者さんを対象として仙台の朴澤先生を中心に行われた二重盲検法による研究です。
 気になる結果は、対照群では半数の患者さんがほぼ毎日抗アレルギー薬を服用せざるをえなかったのに対して、レメディ服用群では42.6%の方が1週間で0~2錠の抗アレルギー薬服用で症状を抑えることができていたというものです。
 さらには、2年3年と継続することで有効性が高まり、4年経過時点で、80%の方が抗アレルギー薬を全く服用しなくなったという結果でした。


 また当院では、レメディに加えて、鼻うがいや「上咽頭洗浄液」による局所療法的なセルフケアも指導しております。また花粉症を悪化させる「脾気虚」の体調を改善する漢方や食事法なども説明しておりますので、ご興味ある方は一度、ご相談ください。


いいなと思ったら応援しよう!