勢いも時には大事。
※前記事「運気が下がっていた時」の続き記事になります。
正社員としてなんとか社会復帰したかった私は、
まず「自分は何が好きか」を考えてみることにした。
昔から、不動産や間取り、部屋、インテリア等「家」に関することに興味があった。
ハローワークに行き、「障害者枠」からでも応募できる職場で不動産業界を探し出てきた会社が、自宅から電車を乗り継ぎ片道一時間以内でいけるS社だった。
面接では正直に病気の事、今の体調、現状を打ち明けた。病気のことを隠したってしょうがない。オープンにしよう。
もし本当のことを話してそれでだめなら縁がなかったと諦めよう。そう思い挑みました。
面接をしてくれた中年の男性はニコニコと話を聞いてくれて、後日採用の連絡をもらった。
不動産に関して全く無知の状態から始まったが、少人数で他は全員男性という職場だったから、位置的には「留守番・電話対応」がメインだった。皆良い人たちで人間関係は悩まなかった。
様々な会社からの出入りも多く、沢山の人との交流があった。
鬱になり、家にとじ込もっていた頃から考えられないくらいいきいきし始めた。やはり人と接するって精神衛生上大事なんだなと痛感した。
結局3年弱その会社にはいた。
周りの理解が一番ありがたかった。
皆私を「病気でかわいそうな人」としてみるのではなく、
ちゃんと一人の人間として接してくれた。
この3年間が病気を徐々に回復してくれ、正常な精神状態へと戻してくれたのだと思う。
今病気や鬱に悩まされてる人がいたら、おすすめしたい。
けどわたしの場合、荒治療的な要素もあるので、それぞれの体調や状況に合わせて少しでも「できるかな」「やってみたいな」と思えるときに一歩でいいから踏み出してみて欲しい。
行動した先には必ずなにかが待っている。
失敗しても良いじゃないか。
そんな気楽な考えも時に必要で。
30前半だった私は今考えると赤面するくらい、会社に対し恥ずかしい行動や言動をしてました(^_^;)皆笑って許してくれていたけど、たまに会社のことが夢に出てきて起きた時ぐったり疲れます(笑)
運をあげる行動=結果がどうであれ「動いた」ってことが成功への第一歩。
そんな自分を褒めよう!
今日のあなたが健康で、穏やかな一日を過ごせますように。