見出し画像

プレミアムモルツ〈香る〉エール 秋の芳醇のテイスティング

はじめに

プレミアムモルツの〈香る〉エール 秋の芳醇を初テイスティング。

秋のビールと言えば、キリンの「秋味」がよく知られていますが、最近注目度を増しているのがこの「秋の芳醇」。プレミアムモルツとその「香るエール」はもともと大ファンなので、今回も期待が高まります。

日本の秋のビールとして、果たしてあの「秋味」とはどういった違いがあるのか。相性良い料理、より美味しく飲むためのポイントを意識しながら、しっかりと向き合いたいと思います。

テイスティングコメント(外観・香り・味わい)

外観:オレンジの色調を帯びた、濃いめの琥珀色。深みが感じられる。泡はきめ細かい。

香り:ドライアプリコット、オレンジピール、香ばしいアーモンド、シナモン、ナツメグ、紅葉、キノコ、クローヴ、ヒノキ、カラメル、紅茶のニュアンス。

味わい:アタックはクリーミーな泡を伴い、まろやかな印象。香ばしい穀物の旨味がしっかりと感じられ、味わいの中盤からアフターにかけてコクのある苦味が心地よく広がり、余韻まで長く続いていく。(キリンの秋味と比較すると、よりコクと香ばしさがしっかりとしている印象。)

相性の良い料理、注ぎ方

ビールには定番とも言える「鶏の唐揚げ」との相性は予想通り抜群です。「焼き餃子」は、ラー油を少し多めにすることで、さらに相性は高まります。

エールタイプの香ばしさとコク、苦味が、「厚切りにしたローストンカツ」との素晴らしいマリアージュを実現してくれる。フィレよりもロースがおすすめ。

ここから先は

601字 / 1画像
月に2本以上お読みになる場合は、定期購読マガジンがおすすめです。月の途中にお申し込みいただいたとしても、当月に公開した記事は全てご覧いただけます。

ワインを始めとするさまざまな飲料と料理の楽しみ方、日々の食事をもっと楽しむためのノウハウを知ることができるnote。経歴20年以上のソムリ…

最後までご覧いただき、心より感謝いたします🥂