伝わるサッカー指導者になる!明日から使える心理学
こんにちは。暑い日が続いていますが、みなさん体調いかがでしょうか。
今日はタイトルのとおり明日から使える心理学を皆さんにご紹介します。
皆さんはメラビアンの法則ということばを聞いたことはありますか?
メラビアンの法則とは
メラビアンの法則とは1971年にアルバート・メラビアンという心理学者が提唱した法則で、
人と人のコミュニケーションにおいては視覚情報55%聴覚情報38%、言語情報7%の割合で影響を与えるというものです。
メラビアンの法則は諸説あり、活用の仕方も様々なので詳しく知りたい方は是非インターネットでググってくみてください。
で、ここで私がみなさんにお伝えしたいのは、
見せて教えろ
ということです。
先ほどの円グラフにも視覚→👀、聴覚→👂、言語情報→💭
というように少し絵を入れるだけで少しわかりやすくなった気がしませんか?
ピッチ上の指導でも、「デモンストレーション」という技法があります。
デモンストレーションとは実際に取り上げたいプレーを全体に模擬として見せてあげる方法です。
「いやいや、教えることはできても、実際にそんなうまくプレーなんてできません。」と思ってる方もいるかもしれませんが、見せてあげるのは「あなた」だけじゃなくても大丈夫です。チームの中でできる選手に実演してもらうことも大丈夫です。
もちろん今ではデジタル化が進み、練習の前後に映像を見せてあげることも可能です。
最近ではドイツのユリアン・ナーゲルスマンがホッフェンハイム時代に大型のスクリーンを練習場に設置し、リアルタイムで映像を共有し修正点などを選手に伝えていました。
ここで大切なことは、言葉だけで伝えようとしないということです。
言葉が重要じゃないということではなく、
私たちが見ている景色と選手たちが見ている景色が必ず一致しているとは限りません。なぜなら、サッカーに対する知識や経験が違うからです。
是非イメージを可視化し良いプレーを選手たちと共有しましょう。
イメージは言葉に勝り、
示すことは教えることに勝り、
教えすぎは教えないことに劣る。
『新・インナーゲーム』ティモシー・ガルウェイ
今日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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