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【ヒルに注意!!】都会育ちの親子|山でヒルに刺される

こんばんは
推定1時間以上、山ビルに吸血され続けた こいちご です。

思い出しただけでもゾッとします。
日頃から山へ行っている方、自然豊かな所で暮らしている方にとっては珍しくもない話かもしれません。ですが私にとってヒルは、映画「スタンドバイミー」に出てくるイメージしかありません。自分の人生では無縁だと思っていました。

それなのに、去年ガッツリ親子で何匹ものヒルに吸血されてしまったのです。

今回は「ヒル体験」をしたことがない方に、注意喚起の意味を込めて書きます。


不登校の娘の体力づくりや自然と触れ合う目的で、時々、2人で山登りへ行っていました。山登りと言っても超低山です。

場所は神奈川県、小田急線の鶴巻温泉駅のひとつ先の駅です。その辺りは登りやすい低山があるので初心者にも安心。その前の週も鶴巻温泉駅へ行っていました。

なので、その辺りの「ヒル注意」の看板は見ていたんです。
娘は、大の大の虫嫌い(私も)。

2度目のその辺りへのお出かけには、用意周到に塩を溶かした塩水スプレーを持っていきました(ネットで調べて)。準備はしても、心の中では刺されるワケがないと思っていたんですよね。前の週も大丈夫だったし…
しかもその日は、山登りというよりも、目的地までほぼ舗装された道を歩く程度のもの。

それでも少し山道へ入るとヒル避けの塩が置いてあるので、それを靴にドバーッとふりかけ、持って行ったスプレーをしていたので、すっかり安心していました。

そしてその時が…

私「この道を行くとトンボ池って書いてあるよ〜」
娘「行ってみよー!!」

と、わずかに道になっているような草むらへ、私たちは入って行ってしまったのです。すぐ近くには民家もあるような場所。それが悲劇の始まりでした。

結局、トンボ池らしいものも見つからず、Uターンして娘が前を歩いていると、

娘のジーンズの膝の裏辺りが黒っぽくなっているんです。
「あれ?草むらで濡れたかな?」でも嫌な予感…
舗装された道へ出て膝を確認してみる、なんとそれはだったのです!!!
手のひら位の大きな血のシミ。

「もしかしてヒルかも!!」と私
そこからはもう、記憶にないくらいの悲惨な状況

娘は泣き叫び、パニック状態!!
もうやだーーーーーーーー帰るーーーー!

私はヒルを見つけて振り落とし、娘を落ち着かせなきゃと、それはそれは必死でした。死闘の20分。

なんとか近くのベンチで全てを着替えさせ(着替えを持って行って良かった〜)、ようやく少し落ち着いた時に、
「お母さんは大丈夫なの?」とまだ泣きながら娘
「お母さんは大丈夫!」とあくまでも冷静に答え、靴も脱いでみると…。
思いっきり靴の中に2匹のヒルがいて、私も刺されていたのです(泣)!!

しかもそれだけではありません。
計画を中止し、なるべく道の真ん中を歩きながら駅まで戻り、隣の駅の鶴巻温泉へお風呂に入りに行きました。身も心も綺麗になろうと。

そして登山客で混み合うお風呂の脱衣場で私が服を脱いだら、娘の顔色が変わりました。
「お母さん、ヒルがくっついてる!!!」

最初のヒル事件から約1時間半、ずっと私の脇の下にヒルがいたのかもしれません。

周りに迷惑がかからないように、テッシュで握り潰し、ビニール袋に入れて縛りました。私も虫が大っ嫌い。
普段ならそんなことできません。でもそういう時はできちゃうもんですね〜。

  1. ヒルに刺されると、全く痛みはありません。←ヒルの知恵

  2. 血がなかなか止まりません。←ヒルの知恵(血をサラサラにさせるとか…)

  3. 傷がしばらく治りません。←年齢もあるかもしれませんが1ヶ月以上傷が残りました。

娘は繊細っ子、それからの半年くらいは「ヒル怖い」と言い続けていましたし、山登りへもそれ以来行っていないんですよね。
私も、布団にヒルがいるんじゃないかとしばらくは怖かったです。

そろそろ行けるかな?と思っていますが、やはり「ヒル怖い」です。

その経験をして一つ分かったことがあります。「母は強し」です。

あの時、その場に夫がいたら私も泣き叫んでいたかもしれません。「こんな所、来たくなかった〜」と八つ当たりしていたかもしれません。
娘の半狂乱を止めるために全力を注いだ時を思い出すと、つくづくそう思います。

皆様も山へお出かけの際は、お気をつけくださいませ。

koichigo7.com














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