【共感】:右脳と左脳を『行ったり来たり』
脳には、右脳と左脳があります。
それぞれ持つ特性や機能が違っています。
その違いについてまとめます。
右脳と左脳、それぞれの特性を知っていると
今自分が考えていることは、
右脳モード?それとも左脳モード?
といったモード切り替えを意識することができます。
このモードチェンジを意識するだけでも
思考の整理整頓に役立ちます!
■1. 【右脳】:情報の発散、創造、感覚、非言語
右脳の優れる点は以下です。
●情報の発散
●新しいアイディア
●感覚的な認知
●創造力
●クリエイティブな思考
●非言語的な発想
●全体像を把握する
●五感的
●主観的
●直感的
●本能的
●無意識的
言語化が難しい、
●美
●心地よさ
などについて考えることに優れています。
世界的な音楽家や芸術家というのは、
この右脳的な思考に優れている人たちです。
普段の生活では感じ取ることの難しいような
『人間の感情を高揚させてしまうもの』
をつくり出すのが右脳の役割です。
したがって、
右脳的な思考というのは、
カオスでなんともまとまらないような思考
と言えます。
ふとした瞬間に思いつくような
・コレっていいな!
・こんなことをしたらもっとうまく行くのではないか!?
・うわっ、なんかおもしれぇ〜!
といった発送やアイディアというのは
右脳的な思考によるものです。
■2. 【左脳】:情報の収束、論理、分類、言語
左脳は右脳と真逆の特性を持ちます。
●情報の収束
●論理的思考
●言語的な認知
●情報の分類分け
●再現性がある
●一つ一つを詳しく考える
●言語的
●効率的
●客観的
●意識的
などなど、
インプットされた情報の本質や
一つ一つの情報を詳しく理解する
ということに優れています。
様々な情報を言語化、または数値化して
長期的な記憶や知識として定着させるために
働く部分と表現できます。
したがって、
新しいアイディアをたくさん生み出すというよりも
再現性が高く、
論理的であり、
多くの人に納得感のあるものをつくり出す
というのが左脳の役割です。
左脳的思考とは、
キレイに並べられた本棚のような
理路整然とした思考です。
■3. 【共感】:右脳と左脳を行ったり来たり
右脳的思考と左脳的思考はそれぞれ良いところがあります。
そして人間の脳内では、
日々、右脳と左脳を行ったり来たりして
情報を処理しているのです。
そして、
この
『右脳と左脳を行ったり来たりする』
情報処理をストレスなく、
スピーディーに行うことで生まれる感情が
『共感』
です。
右脳のように直感的で言語化することが難しい情報ばかりでは、
『結局、何がよかったのか?』
を理解できません。
一方、
左脳のように論理的な情報ばかりを説明されても
『はぁ…そうですか…』
と聞いていてつまらないと感じてしまいます。
したがって、
●右脳的な直感や感覚に語りかけること
●左脳的な論理的で言語化された情報をアウトプットすること
を併用すると、
情報を受け取った相手は、
大きな納得感を得られます。
共感の大きさとは、
右脳と左脳の往復回数に比例する
とも言えるでしょう。
■4. 【モードチェンジ】を意識しましょう
今、自分が考えていることが、
右脳的なことか?
左脳的なことか?
コレを意識するだけでも
落ち着いて冷静にモノゴトを考えることがデキます。
右脳的な思考に集中している!
と感じたときには、
アイディアや発想をとにかく書き出して
情報を発散させることが効果的です。
一方で、
左脳的な思考に集中している!
と感じたときには、
目の前にある情報の細かな部分に注目し、
一つ一つのプロセスを理解していくとよいでしょう。
そして、
右脳と左脳の特性をフル活用し、
共感性の高いアウトプットを生み出しましょう。
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