旅13-ザグレブな日々
スロベニアを抜けると、そこはクロアチアです。
首都ザグレブにもBuzz Buckpackersという日本人宿があり、雨の日にYAWARA!を読破して充電完了。クロアチア人とフットサルして日本人としての意地を見せた。地元民とボールを蹴ったのは何か国目だろうか。
ザグレブの街はザ・クロアチアという赤と白を絡めたチェック模様があふれている。ちょっと応用編の文頭写真は屋根の模様だ。評判が高くないザグレブ旧市街だが、僕は好きである、この街。旧市街に起伏があるのでちょっと登り振り返る。すると木々の間からさっき歩いてきたところが見える。ツーリスティックになりきれない魅力がある。
ツーリストに人気のこくり公園、プリトヴィッツェにも日帰りで行ってみる。
こういうところにはみんなで行くに限る。EさんとM君と。前夜にワイワイ語り合ってあまり寝てないけれど、誰彼声掛けして無事に早朝バスで出発した。国立公園に行く途中も虚ろ虚ろと窓の外を見やる。崖に建つ家そして滝、その下に家そして滝と2重の絶景を過ぎていく。クロアチアは自然が美しい。
プリトヴィッツェ国立公園は遊歩道が完備されていて 且つ 自然に一体化した感じだ。今でこそこういうところは多くなった気がするけど、僕にとってはここが初の体験。見学コースが紹介されており、僕らは4~6HrのHコースを選択。無料バスで奥にあるST4ポイントまで向かい、徒歩で下りていく。天気も上々。気分も上々々。湖まで来るとその絶景にさらに高揚する。滝が美しい。
湖水はエメラルドグリーン。澄んで澄んで澄みまくっているのだ。遊歩道は平たい木が筏のように連なったものであり、景色にマッチ。小さな滝の傍を歩くところもあり、ただ歩いているだけで気持ちイイ。約一時間で船着場。たった今出てしまった船が戻るのをのんびり待つ。湖の真ん中を船で渡る。スイスイ渡る。目指すは大滝!であるが、途中にある円形の池の連続が最高に美しい。側道から崖に登ると、更に絶景。既に眠気は何処かに。大滝を見学して帰路に着く。19時にはザグレブに戻って来れた。
さて翌日、今日は病院に行く日だ。耳まわりが化膿してカサブタが治らないのだ。ほっといたらだんだん酷くなり…、旅に出て初めての病院通い。40ヶ月通算でも2回しかない病院通い。初日は空いていてよかったが、膿が固まっているのをシュ~と薬品で溶かされ、それからガリガリとこそげ落とされる。ガーゼは結局4日とれず、化膿止めを飲み、塗り薬は常備した。それほど治療費もかからなかったし、まあ、保健入ってるし。ただ、クロアチア語で書かれた診断書と領収書で保険はもらえるのか?
ザグレブな日々、でした。
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