姿勢とベクトル。有限性と無限性の気づき



今日は久しぶりに地元の運動施設でランニングをしました。中学、高校時代はほぼ毎日ここで朝練に励んでいました。当時、私はアスリートを目指し、サッカーのゴールキーパーとして、また水泳、陸上の高跳び、走り幅跳び、リレー、砲丸投げ、100メートル走など、様々な競技に挑戦していました。

当時は、トレーニングすればするほど体が成長し、ライバルに打ち勝つ喜びが忘れられません。しかし、15~20年ぶりにこのグラウンドに戻ってみると、もちろん以前のような体の動きはできず…笑
ジョギングを試みたものの、すぐに膝が痛み、ウォーキングに切り替え。歳をとるのは恐ろしさ…!

東京と地方の違い
渋谷区に住む僕は、なるべくひとがいない時間帯を見つけて運動をしてますが、それでも人混みがおおく、そして道路の凹凸を気にしながらランニングしていました。しかし、この運動場では人も少なく、気兼ねなく景色を楽しみながらストレスフリーで走れます。
いるのは、70代のおばあちゃんと犬を連れた、おじいちゃんの2人だけ笑



最高の空気の中膝の痛みに悩まされ、ランニングとウォーキングを繰り返しながら運動をしていると無性に全力で走りたくなり…笑


全力で走ることでの気づき

最後にもう一度!と全力で走ってみると、自然と視線は前に、最短距離で走れるようになりました。この時、重要なことに気づきました。下を向いている時は進行方向に力を入れるのに苦労しますが、前を見ると自然と効率的に動けるのです。

この体験は仕事にも関係しています。例えば、キャッシュフローの計算や新規事業への投資など、ビジネスでは足元を固めつつ前進する必要があります。しかし、足元ばかり見ていると、新しいイノベーションを逃してしまうことがあります。

スポーツと同様に、ビジネスもベクトルが一致していないと進めないことが多いです。攻める時と守る時のバランスを取ることが重要です。また、どれだけ鍛えても、骨や筋の限界はあり、これはビジネスでの時間の制限に似ています。

有限な筋、骨と成長可能な筋肉

結局、ビジネスで成果を上げようと思えば、生産性と言う筋肉をとにかく作るように努力すれば良いわけです。しかしその生産性を高めたとしても有限なものが存在します。それが時間。
成果を出すためのスキルを磨きつつも、大切な有限である家族やプライベートの時間が抜けてしまうことがビジネスマンの多くに存在します。に仕事だけに時間を割いてしまうと、最終的には時代遅れのスキル(昔つけたが、今となっては脂肪に変わってしまった筋肉のような)だけが残り、
自分にとって本当に大切な家族や仲間などに時間を使わなかったが故に孤立した人生になってしまいます。

まとめ
このランニング体験から、成果を出すためには、ベクトル目線を合わせることが大切ということと、成長することができる生産性と言う筋肉、そして成長することができない有限である時間この2つをバランスをとってメンテナンスしていくことが人生単位で見たら大きな幸せを逃さない大切なことなんだなーと、学びました。

自分にとって「有限である時間」を自分の「人生にとって大切なもの」にしっかりと振り分けること、そして逆説的ではありますが、その大切なものを大切にするために、必要な「時間とお金」を捻出すべく、自分のビジネスでしっかりと筋肉である生産性を向上させていこうと改めて決意しました。おわり!

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